ロングビーチでもロジャー・ペンスキー自らがパワーのピットで指揮を執ってます Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
ウィル・パワー担当:去年はペンスキーに務め始めて30年近いジョン・”マイロン”・ブーズログってハンサム・ガイ(現職はチーム・マネジャー)がパワーのピットに陣取ってたのですが、今年は去年までエリオ・カストロネヴェスを担当していたロジャー・ペンスキー御大(1958年にチームを創立した現オーナー)がパワー担当になってます。”キャプテン”がピット・スタンドに来て、いよいよパワーはチーム・ペンスキーのエースとなった感アリです。
シモン・パジェノー担当:チーム入りして以来、ずーっとカイル・モイヤーが作戦を担当しています。パジェノーが移籍して来たことでチーム・ペンスキーは4カーへと体制を拡大。アンドレッティ・オートスポートで20年以上も働いていたモイヤーは、そちらでのマルチ・カー体制のノウハウも持ってることで、ペンスキーに招聘されたってところだと思われます。彼は移って来ると”コンペティション・ディレクター”という役職に着き、現在に至っています。パジェノーはレース・エンジニアをシュミット・ピーターソン・モータースポーツから連れて来たくらいで、成功のためにはチーム・スタッフとの濃密な関係=長い継続性が必要という考え。モイヤー氏のパフォーマンスに満足しているから、現体制をキープしているということのはずです。
ジョセフ・ニューガーデン担当:1999年からチーム・ペンスキーの社長を務めているティム・シンドリック(前職はチーム・レイホールのチーム・マネジャー)が最初から担当しているところにチーム・ペンスキーのニューガーデンに対する期待度の高さが現れていると思いませんか?
そして、それに応えてジョセフは加入初年度にしてタイトルを獲得したんだから、さすがと言えます。今年も彼の体制は変わらず。シンドリック氏はカストロネヴェスと組んでいた時期もありましたし、パワーが2014年にチャンピオンになった時は彼がストラテジストでしたね。ところが興味深いことに、今年に向けてパワーが”キャプテン”を獲得した際、彼はシンドリックを”結構なギャンブラー”と評していて、ペンスキー御大には王道の作戦採用を期待している感じでしたね。
ご質問を頂いたメガネの男性というのは、上記のブーズログ氏かもしれないんですが、勤続30年で98年からジェネラル・マネジャーを務めているクライヴ・ハウウェル氏の方かも、とも思います。彼がいつ誰の担当をしていたか記憶が定かじゃないのです……残念ながら。
外見の話をすると、ブーズログさんはいかにもペンスキー(近頃そういう人、減った印象かも……です)なビシッとしたショート・ヘアで、ハウウェルさんもショート・ヘアですが、少しカーリー。ブーズログ氏は髭なしで、ハウウェルさんは口鬚を蓄えております。
以上
天野さん、レポートおつかれさまです。ペンスキーのストラデジスト、調べていただきありがとうございました‼すごく、うれしいです。録画してたのを見るけどなかなかなくて…去年は、パワーのストラデジストをしていてその前まではモントーヤのストラデジストでした。ジョン・ヴォンサログって名前の人いましたか?私も、記憶があいまいで関係ない名前かもしれないです…。ごめんなさい。パワーのストラデジストがロジャーペンスキーなんですね。まだまだ、健在ですね‼今日のロングビーチ、楽しみにしてます。ブルデーもいいところにいますし頑張ってほしいです‼天野さん、本当にありがとうございました。レポート、楽しみにしてます。
返信削除匿名さん
返信削除コメントありがとうございます。
今回の記事で触れた人物はBouslog 。
確かに彼はモントーヤのペンスキー時代にストラテジストやってたと記憶しています。
だから、John Bouslogさんが匿名さんの探してるヴォンサログ氏のはずです。
天野さん、レポートでお忙しいのにコメントありがとうございました。すごくうれしいです‼ジョンヴォンサログで合ってたのですね?この方は、インタビューでもニコニコ対応されてて大好きだったんです。ストラデジストが好きっていうのもめずらしいですけど…レース中だから大変なのはわかりますが対応が冷たいストラデジストがいる中ジョン氏の対応は素敵でした。今は、ストラデジストはやっていないのですね…。インディ500のモントーヤにつくのでしょうか?違う角度から、応援してます。実は、ロングビーチは録画して今から観たいと思います。天野さんも、レポートおつかれさまでした。お忙しいのに、本当にありがとうございました。次のレポートも楽しみにしてます。長々とすみません。
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