開幕戦のセッション1でトップタイムをマークしたのはルーキーのマテウス・レイスト! Photo:INDYCAR (James Black) クリックして拡大 |
午前11時20分、2018年シーズン最初のプラクティスが始まった。
45分間のセッションはトニー・カナーン(AJ・フォイト・エンタープライゼス)のスピン&ストップによるレッド・フラッグが一度あっただけ。最速ラップはセッション終盤にルーキーのマティウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が20周走った中の18周目に記録した1分01秒7231となった。レギュラー陣は7セットだが、ルーキーは1セット多く使えるルール。ルーキーたちはセッション終盤、マシンの仕上がりが向上したところで2セット目を投入した。
今シーズンのセント・ピーターズバーグのターン3は、外側が狭まったものの内側の縁石が撤去されて通過スピードが上昇。新エアロ・キットのロー・ダウンフォースは長いストレートでのスピード・アップにも貢献しており、ラップ・タイムも去年の最初のセッションと比べて2秒も速くなっていた。
地元、セント・ピーターズ・バーグで今年も開幕ダッシュをもくろむブルデイが2番手タイム Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ハンター-レイ、ロッシのAA勢が3,4番手につける
2番手は昨年度ウィナーでセント・ピーターズバーグ在住のセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・バッサー・サリヴァン)。タイムはレイストから0.0488秒遅れの1分01秒7719。これを15周目、計測終了間際に記録した。
3、4番手はアンドレッティ・オートスポートのライアン・ハンター-レイ=1分01秒8812(10周目/14周)とアレクサンダー・ロッシ=1分02秒0415(10/15周)。5番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分02秒0560(16/16周)。
ペンスキー勢はやや控えめな順位
6番手にはシュミット・ピーターソン・モータースポーツのルーキー、ロバート・ウィッケンズが1分02秒1833(20/20周)でつけ、7、8番手がチーム・ペンスキーのシモン・パジェノーとウィル・パワー。タイムはパジェノーが1分02秒2162(16/16周)、パワーが1分02秒3069(17/17周)だった。昨年度チャンピオンのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は15番手。
佐藤琢磨、ゆったりしたスタートでこのセッション22番手に
Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
グレアム・レイホールと佐藤琢磨の新コンビは、レイホールが1分02秒4659(16/16周)で12番手。出場24台の中で一番遅く本格走行を開始した琢磨は、周回数も13周と少なく(最少はジェイムズ・ヒンチクリフ=シュミット・ピーターソン・モータースポーツの12周)、トップから1.9012秒と大きな差がある1分03秒6324(13/13周)のベストで22番手だった。
以上
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