ナイターとなったセッション2で1ターンに進入する琢磨 後方はピゴット、そしてニューガーデン、パワーのペンスキー勢 Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
夕方6時からのプラクティス・セッション2は、気温も路面温度も下がって行くコンディションだった。スタート時は気温25℃、路面26℃で、それが7時にはどちらも23℃となり、8時は気温がなぜか1度戻って24℃で、路面は21℃。セッション終了の9時は23度/20度だった。
レイホールがトップタイムをマーク! 佐藤琢磨は僅差の2番手!
テスト初日から好調なレイホール。2カー体制早くも効果を発揮か Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
涼しくなったコンディションで最速ラップはプラクティス1より速くなった。それを記録したのはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング=RLL)。19秒4574を午後7時頃にマークした。
ピット前の琢磨。ブルーを基調とした2018年のスーツはシャープな印象だ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
3番時計はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の19秒5256で、4番手がジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)の19秒5513。フェニックスでのテスト初日、RLLが最強軍団ペンスキーを上回るパフォーマンスを見せた。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は19秒7432のベストで11番手だった。
5番手にトニー・カナーン(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がつけた。ルーキーのチームメイト=マテウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)も10番手。去年の若手二人での苦戦ぶりとは大きく様変わりしている。
アンドレッティ・オートスポートは6、7番手にライアン・ハンター-レイ(=19秒5990)
、マルコ・アンドレッティ(=19秒6393)の順でつけ、アレクサンダー・ロッシが9番手(=19秒7134)。ルーキーのザック・ヴィーチは20秒1814で19番手。
チップ・ガナッシ・レーシングはスコット・ディクソンが19秒6807で8番手。
セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)は12番手=19秒8592。
エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)は16番手=20秒0271。
ユニバーサル・エアロ+新スペックタイヤの実力は?
新エアロ・キットのインディーカーは、よりグリップの高いファイアストン・タイヤ装着で、一体どんなラップ・タイムをマークしているのか。昨年の数字と比較してみる。
去年のオープン・テストの最初のセッションでは、ニューガーデン(ペンスキー)の19秒3511が最速。今年のセッション1最速だった琢磨より0.3215秒速かった。
去年のオープン・テスト4セッションのベストはJR・ヒルデブランド(エド・カーペンター・レーシング)の19秒0401。今日の最速=レイホールは19秒4574だったから、後0.4173秒速くならないと去年を上回れない状況。ということで、去年のセッション1からセッション4まででの最速のゲインをチェックしてみると0.3110秒。今年は新エアロが採用されているので、チームの伸びしろもまだまだ結構あるものと期待ができるので、もしかしたら去年より速くなる可能性は十分ある。
好調なRLL! 2カー体制のシナジーにドライバーも手応え十分!!
Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大 |
以上
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