順調な滑り出しを見せた佐藤琢磨。ニュー・マシンに手ごたえありだ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
フェニックスでのプラクティス1=3時間で最速ラップを記録したのは佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。
プラクティスは午後1時から4時で、セッション前半は走るマシンが少なく退屈だったが、終盤は多くのマシンがラップを重ねた。セッション序盤にトップだったのは、昨日も走っているルーキーのマテウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)で、次にトップに立ったのはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。
パワーをインサイドからパスする琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
2番手のパジェノーは19秒7159。3番手はカナーン=19秒7687。4番手はセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)=19秒8250。5番手はレイスト=19秒7707。琢磨のチームメイトのレイホールは最終的に19秒8559で6番手だった。
手応えを感じる琢磨「これからもっとよくなりますよ」
琢磨は「電気系のトラブルがあったので走り出しは遅れました。今年のエアロ・キットではダウンフォースが小さくされていて、グリップが低く、タイヤの減りも早いですね。オーバーテイクは難しいと思います。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのテストはまだ2日目ですが、これからもっと良くなりますよ」と話した。
彼が走ったのは44周。ダウンフォース減でターン1、ターン3でアクセル・リフトの必要があり、ドライバーの技量がより重要になっている。エアロの効率アップでドラフティング効果が小さくなっている……ともドライバーたちは話している。このエアロのポイントを一番早く、的確に掴んでスピードを見つけるチームはどこか?
以上
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