2018年2月10日土曜日

2018 INDYCAR レポート 2月9日 フェニックス・オープン・テスト:オープン・テストのファイアストン・タイヤ

走行のタイミングを待つ佐藤琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ニュースペックとなったタイヤは2日間で7セット供給
 
 フェニックスでのオープン・テストは2日間。走行時間はトータル12時間も用意されているけれど、使えるタイヤのセット数には制限がある。
 昨日4時間走れたルーキーは、そこで3セット使用可。
 今日と明日は、各エントリーに7セットずつが提供される(……って言ってもチームがファイアストンから買うんですけどね)。それらを2日間でどう使うかはチームの自由。ここにルーキーはもう1セット追加で使用許可が出る。つまり、ルーキーは3日間で11セットも使えるということ。

暑さの中、まだ多くのチームは待機中
 
 今年のインディーカーは全車が共通のエアロ・キットを使うようになって、ダウンフォースが約20パーセントも減らされている。それに合わせてタイヤはグリップを高められた。
 レス・ダウンフォースでストレートのスピードは上がり、ターン1への進入ではアクセル・オフだけじゃなくブレーキも使用されている。

 午後1時に走行開始。気温は25℃。路面は35℃。これが2時には27/37℃まで上昇。3時には気温28℃。路面は風が出たからか1℃下がって36℃。暑さの中で多くのチームがピットやガレージで待機。2時半過ぎから少しずつ走るマシンが増えて来てます。

現時点のタイムリーダーはグレアム・レイホール、トニー・カナーンら

勢力的に走行するレイホール Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

 午後2時半の時点でトップはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=19秒8559。
AJ.フォイトに移籍したカナーンがABCカラーのマシンを駆る Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 
  午後3時はトニー・カナーン(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が19秒7687でトップ。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はまだ1周のみ。涼しくなってから=予選のコンディションに近づいた頃に走行するという話です。

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