ストック・カーのキャリア最終レースとして選んだデイトナ500のグリッドに立つダニカ。家族と記念撮影 Photo:Premium Motorsports クリックして拡大 |
2008年のインディー・ジャパン300で女性ドライバーとして初のインディーカー・レース優勝を記録したダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポート)は、2012年からNASCARシリーズに出場するようになり、2013年にはフル・シーズン・エントリーを開始。ストック・カー最高峰でも女性初のウィナーとなることを目指して来た。シボレーの強豪スチュアート・ハース・レーシング(昨年からフォードにスイッチ)からエントリーしたダニカはフル・シーズン・デビュー年の2013年にデイトナ500でいきなりポール・ポジションを獲得してセンセーションを巻き起こした。しかし、5年間のフル出場で得たベスト・リザルトは2014年のアトランタ・モーター・スピードウェイにおける6位で、ついに優勝はならなかった。
シボレー・カマロでデイトナを力走するダニカ。ストック・カーに転向したシーズンにスチュワート・ハース・レーシングでダニカを担当したトミー・ボールドウィンがチーム・ディレクターを務めるプレミアム・モータースポーツからのエントリー。スポンサーもおなじみのGo Daddyだ Photo:Premium Motorsports クリックして拡大 |
”ダニカ・ダブル” 残るはレースはインディー500
2017年シーズンでレギュラー・シートを失うことになって、ダニカは現役引退を決意。シリーズ最大のレースであるデイトナ500をストック・カー・レースでの最後のレースとし、彼女のルーツと言えるインディー500でレース人生を締め括ることを決めた。アメリカのメディアはこれを”ダニカ・ダブル”と呼び、彼女をインディーカー、ストック・カーの両方でサポートしたゴー・ダディがスポンサーとなる話もまとまった。そして、シボレーの協力もあってインディー500にはエド・カーペンター・レーシング(ECR)から出場することとなった。
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「初めて組むチームとの仕事で、予選までのマシンよりもレースでのマシンをずっと高いレベルに仕上げることができた。いいレースを戦えていただけにリタイアは残念。でも、スーパー・スピードウェイでのレースでは常にこういうアクシデントが起こり得る。ちょっとしたギャンブルみたいな面があるので仕方がない」とストックカー・キャリアを終えた彼女は語った。
頼もしいエド・カーペンター・レーシングのサポート
ダニカもインディー500に自信
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「ダウンフォースが大きく減らされたという今年のインディーカーだけど、私が走ってた頃よりは大きいダウンフォースになっているようだから心配はしてない」とデイトナでのダニカは自信ありげに話していた。
以上
ダニカには女性ドライバー初のインディ500ウィナー目指して頑張ってほしいけど、琢磨クンも連覇がかかってるからなぁ…………(ー_ー;)
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