2018年1月18日木曜日

2018 INDYCAR ニュース 1月17日:佐藤琢磨、ついにベイビー・ボーグをゲット

マイケル・アンドレッティとともにベイビー・ボーグを手にする琢磨。二人のトロフィーの台座が異なることに注目 Photo:BorgWarner クリックして拡大
琢磨とチーム・オーナーのマイケル・アンドレッティにそれぞれ授与
 2017年の第101回インディー500で優勝した佐藤琢磨がデトロイトで開催されているオートモーティヴ・ニュース・ワールド・コングレスにおいて、ボーグウォーナーよりベイビー・ボーグ・トロフィーを授与されました。



ベイビー・ボーグの本体には歴代優勝ドライバーの顔のレリーフはなく、台座の銘板に贈呈される本人の実物のボーグウォーナーと同じ大きさの肖像レリーフがあしらわれている Photo:BorgWarner クリックして拡大
 このトロフィーはウィナーが家に持ち帰ることのできるもので、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに飾られるボーグウォーナー・トロフィーに取り付けたられた琢磨の顔の彫像とまったく同じ彫像がトロフィーの台座部分にプレートとともにマウントされています。
 琢磨のマシンをエントリーさせたチーム=アンドレッティ・オートスポートのオーナーであるマイケル・アンドレッティも、オーナーとしてベイビー・ボーグを授与されました。それは彼にとって5個目のトロフィーとなりました。

「ボーグウォーナー・トロフィーにとってもエキサイティングな勝利」
 ボーグウォーナーの社長兼CEOのジェイムズ・ヴェリアーは、「琢磨の優勝はインディアナポリス500の歴史にとってエキサイティングなものだっただけでなく、ボーグウォーナー・トロフィーの歴史にとっても同じくエキサイティングなものとなりました。トロフィーは初めてアメリカを飛び出し、日本へと遠征して琢磨、ホンダ、そして日本のファンを祝うことができました」とコメントしました。

佐藤琢磨「ベイビー・ボーグを手にすることができ大変光栄
2018年のインディー500が本当に楽しみです」




ベイビー・ボーグを手中にした初めての日本人となった Photo:BorgWarner クリックして拡大
 琢磨は、「私はインディ500での優勝の記憶として、一生このベイビー・ボーグ・トロフィーを大切にします。このトロフィーを授与される最初の日本人となれたこと、他の偉大なドライバーたちとともにボーグウォーナー・トロフィーに顔を刻んで頂けたことを大変光栄に思います」と話し、「2018年のインディー500が本当に楽しみです。連勝できて、ボーグウォーナー・トロフィーにもうひとつ自分の顔を刻むことができたら、それは素晴らしいことです」と続けた。
以上

1 件のコメント:

  1. RLLRでのテストが始まったそうですね。レポートよろしくお願いいたします。

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