2017年6月12日月曜日

2017 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600 決勝:「最後に外からのパスを決めたかったね。悔しい。すごい悔しい」

Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
「トップ争いにカムバックすることができて、そこまでは良かった」

Jack Amano(以下――):今、悔しい気持ちですか?
佐藤琢磨:悔しいですね。やっぱり。トップ争いに加われていたので、悔しい。

――今日のレースは1回目のピットストップで事故に巻き込まれ、トップ争いはもう無理かな? って見えてました。なかなかラップ・バックができまない展開でしたから。

佐藤琢磨:そうでしたね。あそこはもう堪えるしかなかった。アレクサンダー・ロッシと僕がダウンフォース軽目で行ってて、他の2台はつけて行ってたので、序盤の気温が高い時期は厳しかったですね。ピットでのもらい事故によってラップ・ダウンになってしまってからは、大分苦しみました。でも、残り100周を切ってリード・ラップに戻って来ることができて、アクシデントをうまく潜り抜けた結果、トップ争いにカムバックできたのでね、そこまでは良かった。あの時、ちょっとマルコ・アンドレッティの走りがよくわからなかった。ラップ・ダウンなのに。なんで前に出て来るのか、意味がわからなかった。

2017年6月11日日曜日

2017 INDYCARレポート 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600 決勝:ウィル・パワーがテキサスのウィナーに

珍しくビクトリーサークルで喜びを爆発させるパワー。序盤にパックの混戦から抜け出す作戦が見事に的中しての勝利だった  Photo:INDYCAR (Chris owens) クリックして拡大
激しいパック・レーシングを制したのはパワー

 ワイルドでしたね。ワイルド過ぎました。
 勝ったパワーはこう言った。

 
 「コースが変わってもパック・レーシングになるのはわかってた。インディカーにもそう言っておいた。僕はパック・レーシングが良いとか悪いとかは言わないよ。でも、ターン1側に2レーン目ができるのは当然。レースが進んでタイヤ・ラバーが乗って来れば、グリップが十分に高まるんだから」。

2017 INDYCARレポート 第9戦 レインガード・ウォーター・シーラー600:参考資料 テキサス550K/600

■2016年ウィナー:グレアム・レイホール
(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)248周
マージン・オブ・ビクトリー:0.0080秒:
TMS史上最小差フィニッシュ=インディカー歴代5番目の僅差
    2位:ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ)
    3位:トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ/シボレー)
    PP:カルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)217.137mph
    20位:佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)160周 メカニカル