Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):今、悔しい気持ちですか?
佐藤琢磨:悔しいですね。やっぱり。トップ争いに加われていたので、悔しい。
――今日のレースは1回目のピットストップで事故に巻き込まれ、トップ争いはもう無理かな? って見えてました。なかなかラップ・バックができまない展開でしたから。
佐藤琢磨:そうでしたね。あそこはもう堪えるしかなかった。アレクサンダー・ロッシと僕がダウンフォース軽目で行ってて、他の2台はつけて行ってたので、序盤の気温が高い時期は厳しかったですね。ピットでのもらい事故によってラップ・ダウンになってしまってからは、大分苦しみました。でも、残り100周を切ってリード・ラップに戻って来ることができて、アクシデントをうまく潜り抜けた結果、トップ争いにカムバックできたのでね、そこまでは良かった。あの時、ちょっとマルコ・アンドレッティの走りがよくわからなかった。ラップ・ダウンなのに。なんで前に出て来るのか、意味がわからなかった。