2017年5月20日土曜日

2017 INDYCARレポート 第101回インディー500 Day5 プラクティス5:雨の中断もあったファスト・フライデイ最速はセバスチャン・ブルデイ


ファストフライデイでトップタイムをマークしたのはブルデイ。予選前日もホンダ勢が上位を占める結果に Photo:INDYCAR (Jim Haines) クリックして拡大
ホンダ勢が1-2-3

 予報より少し早目に雨は降って来た。その少し前、まだ雨の降り出す前にインディアナポリス・モーター・スピードウェイにはイエロー・フラッグが出され、「西5マイルまで雷雨が迫っています。ファンは観客席から離れて避難してください」というアナウンスがされた。正午から1時間15分ほどで一旦中断。その時点でのトップ10は以下のとおりだった。

2017年5月19日金曜日

2017 INDYCARレポート 第101回インディー500 5月18日 Day4 プラクティス4:4日目のトップはジェイ・ハワード!

「トップなんて夢のよう」と語るジェイ・ハワード。今年のインディ-500でブレイクなるか? Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ハワード、キャリア・ベストな体制で臨む
3回目のインディー500
 走行4日目、風は昨日ほどではなかったけれど、相変わらず吹いていた、1日中。
 ベスト・ラップはジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が記録。「……って誰よ?」なんて言わないで。これまで紹介するチャンスがなかったけれど、今日、ここに簡単なプロフィールを書きますので。

2017年5月18日木曜日

強風をついてトップタイムヲマークしたアロンソ。マシンの仕上がりにも自信を見せる Photo*INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
天候:晴れ
気温:27~28℃

強風のため、21台しかコースインせず
 プラクティスも3日目。月曜、火曜と好天が続いて多くのマシンが走ったことで路面にはかなりタイヤ・ラバーが乗って来ており、さらなる入り込みを多くのチームが行っても不思議のない路面コンディションだっが、風が少々強過ぎたため、走ったマシンは21台に限られ、走った面々も周回数は少なかった。昨日の風速が強い時で16mphだったのに対して、今日は25~30mph。時おり吹く強風は45mph近くなると言われ、インディアナポリス周辺には強風注意報が出されていた。しっかり固定されていない物が飛んで行った理、背の高いクルマの運転が困難になるレベルと気象局が人々に注意を促す、それほどの強風だった。

2017 INDYCARレポート 第101回インディー500 5月17日:アンドレッティ・オートスポート フェルナンド・アロンソ記者会見「インディー500は多分世界で一番大きなレースだからこのレースに出場できるチャンスを得ることは、すべてのレーシング・ドライバーに与えられるべきだと思う」

ド・フェランのアドバイスを受けるアロンソ。吸収の毎日 Photo:INDYCAR (Chris Owens) 
「周回を重ねるごとにマシンを感じ取れるようになっている」

5月17日 10AM~ @インディアナポリス・モーター・スピードウェイ プレスルーム
――F1のレースを終えてすぐアメリカへ。忙しいスケジュールですが、これまでのところはどんな経験になってますか?フェルナンド・アロンソ:こんにちは、みなさん。はい。これまでのところとても良い経験を積んで来ています。バルセロナからこちらへやって来て、確かに忙しいスケジュールになっています。実際、時差ボケがひどくて、昨日の晩が初めてちゃんと眠れた夜でした。だから、徐々に良くなっている感じです、体の面も、マシンについても。コースでの周回を重ねるほど、マシンを感じ取ることができるようになっています。昨日は初めてトラフィックを経験しました。毎日確実に学び取ることができています。まだ、これから先もっともっと学ばねばなりません。まだ自分にとって、コース上で起こる様々なことは新しいことばかりです。しかし、今言ったように、1ラップ毎にマシンに乗っていてのフィーリングは良くなっています。セッティング変更を行った際には、マシンが変わることを少しですが感じ取ることができました。私たちは6人のドライバーを抱えるチームで、実に豊富な経験があります。そして、それを私たちはシェアしています。私はチームメイトたちから多くを学んでいます。昨日のトラフィックでの走行ですが、それはアンドレッティ・オートスポートというチームが自主的に行なったものです。そこでチームメイトたちは私に気を使ってくれていました。私はそう感じました。今日も引き続き学び続けたいと思います。

2017年5月17日水曜日

2017 INDYCARレポート 第101回インディアナポリス500 5月16日 Day2 プラクティス2:プラクティス2日目はウィル・パワーがトップ

2日目はパワーがトップ。シボレー勢が1-2-3と巻き返した Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大 
走行2日目はシボレー勢が1-2-3

 去年のインディー500のプラクティスを振り返ると、走行初日はホンダの1-2-3で、火曜は雨。水曜にホンダは1-2を取り、木曜は1-2-3だった。ドラフティングの恩恵をどれだけ受けたかがスピードに大きく影響するのは事実で、日々のスピードに拘泥するのは愚かとも言えるが、ドラフティングには遅いマシンを速くしてしまうほどの効果はない。プラクティスで速いのは、マシンに元々のスピードがあるということだ。


2017年5月16日火曜日

2017 INDYCAR レポート 5月15日第101回インディー500 プラクティス1:プラクティス初日はマルコ・アンドレッティが最速

第101回インディー500がいよいよスタート。アロンソはルーキー&リフレッシャープラクティスで220mphをマーク Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)クリックして拡大
5月15日(月)
天候:快晴
気温:25~30℃

アロンソ、順調にルーキー&リフレッシャーでトップタイム!

 
 空は快晴。走行開始の正午で気温25℃。最高のコンディションで第101回インディアナポリス500は始まった。

2017年5月14日日曜日

2017 INDYCARレポート R5 インディーカー・グランプリ Race day 決勝:ウィル・パワーが今季初勝利

Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) 
今週末1度も首位を譲らず!アンラッキーの連鎖を断つ通算30勝
 好事魔多し。予選前のプラクティス2回、予選、決勝日のプラクティス・ファイナル、全部で最速だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)はレースで勝てないのでは? などど考えていた。しかし、そんな心配は一切不要だった。セカンド・スティントで予選2位だったエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー/シヴォレー)に先行を許したものの、サード・スティントでトップを奪還し、その時点で優勝をほぼ決定付けた。

2017 INDYCARレポート R5 インディーカー・グランプリ Race Day ファイナル・プラクティス:またまたパワーが最速

またしてもトップはパワー!マシンセッティングの完成度も高い Photo:INDYCAR (Walter Kurn)
パワー、全セッショントップタイム!

 今年のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ/ロードコースでウィル・パワーを止められる者はいない? 決勝日の朝のプラクティス・ファイナルでも彼が最速ラップ=1分10秒2014をマークした。タイヤはブラックを装着。
 2番手はジョセフ・ニューガーデン。タイムは1分10秒2575でパワーとの差はほとんどないに等しい。今年すでに優勝しているアメリカ期待の星は、パワーとは異なる運の持ち主でもあり、勝機は十分。彼はパワーのすぐ後ろの3番グリッドからスタートする。