インディーカー2シーズン目にして、チップ・ガナッシ入りを決めたジョーンズ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
2017年のルーキー・オブ・ザ・イヤー=エド・ジョーンズはデイル・コイン・レーシングで2シーズン目を送るものと見られていたが、一転チップ・ガナッシ・レーシング・チームズの10号車に乗るドライバーに選ばれた。噂になっていたブレンドン・ハートリーはF1にシート確保し、インディーカーに来なくなったということのようだ。
ジョーンズは弱冠22歳! 一気にチームは若返り
セカンド・チームを設立して以来ずっと若手を起用して来たガナッシだったが、メインの9、10号車はもう9シーズンもベテラン2人に委ねて来た。しかし、ターゲットが2016年でスポンサーを降り、彼らは体制の立て直しに取り掛かり、ドライバー・ライン・アップに対する考え方も改めたようだ。21歳の時にガナッシで走り始め、4度シリーズ・チャンピオンに輝いているディクソンは38歳になる2018年も勿論走るが、2人目は一気に若返って22歳になる。
インディー500初挑戦で3位入賞!
トップ10フィニッシュは4回
インディーカー初年度の今シーズン、デイル・コインの安定したマシンを得て、ルーキーとして出色の成績を収めた Photo:INDYVAR (Chris Owens) |
ジョーンズは2015年にインディー・ライツ(チームはカーリン)にデビューするや3連勝(!)。その後は勝てなかったが、ランキング3位に食い込み、翌2016年に2勝してタイトルをキッチリ獲得、2017年にインディーカーへのデビューを果たした。ルーキー・イヤーのベスト・リザルトはインディー500での3位(ルーキー・オブ・ザ・イヤーが与えられるべきパフォーマンス=話題性の大きさでフェルナンド・アロンソに持ってかれたけど)。トップ10フィニッシュ4回。予選はアイオワでの8位がベストだった。
チャンプカーで4年連続チャンピオンになったセバスチャン・ブルデイ(インディー500から怪我で9レース欠場したが)のチームメイトとしてデビュー・シーズンを送ったジョーンズは、2年目にはシリーズで1、2を争う強豪ガナッシ入りし、もう一人の4タイム・チャンピオン=ディクソンのチームメイトとなる。これは彼にとって大きなチャンスだ。
デイル・コインの空席にはコナー・デイリーの名も
一方のディクソンには、完全なるリーディング・ドライバーとしての仕事が求められる。フランキッティやカナーンのような目立つチームメイトの影に隠れることはもうできない。
10月26日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのユニバーサルキットのテストに現れたティクソン Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
ディクソンはカラーリングされてない9号車でテスト Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
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