完成したボーグ・ウォーナー・トロフィーとともに Photo:Dan R. Boyd クリックして拡大 |
例年より2ヵ月も早くボーグ・ウォーナー・トロフィー完成
この秋、海を渡って日本にもやってくる !!
12月に行われるのが恒例のインディ500ウィナーの顔の彫像お披露目だが、今年は10月半ばに開催されることになった。世界で最も有名なトロフィーは、この秋に日本にやって来る。カナダも訪れたことのないトロフィーが太平洋を渡るため、全ての作業が早められた。アーティストは大変だったろうが、集まる人々は12月よりも随分と温暖な気候に恵まれた。トロフィー製作の様子はこちらをクリック
ミュージアムの入り口を入ったら…… Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
入り口両サイドのショップを覗くと、ロジャーとコウヘイが琢磨優勝マシンのモデルカーをゲット中! Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
IMS社長ダグ・ボールズのあいさつで除幕式がいよいよスタート Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
琢磨の一段上はバディ・ライス、右はダン・ウェルドン
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ社長のダグ・ボールズは、「勝って欲しいドライバーというのはいます、正直なところを言えば。例えば、エリオ・カストロネベスです。彼には4回目の優勝を是非とも達成して欲しい。4回勝っているドライバーは久しく出ていませんからね。彼らはもう歴史の中の人となっています。私たちには新しい4タイム・ウィナーが必要です。その他にも、例えばアンドレッティの優勝もいいでしょう。三世代目のマルコが勝ったら、それもまた我らがインディ500にとって素晴らしいことだと思います。ジョセフ・ニューガーデンという若いアメリカのチャンピオンも優秀なドライバーです。しかし、素晴らしいウィナーといえば、何と言っても今年の佐藤琢磨でしょう。彼の勝利は本当に見事なものでした。ファンは皆2012年に彼が優勝目前まで行ったのを知っています。だから今年、また彼が優勝のチャンスを掴んだ時、彼がインディ500で勝つことの難しさや意味を深く知っていることを理解し、応援していました。隠して日本人初のインディ500チャンピオンは誕生しました。そして、それは各方面に大変大きなインパクトをもたらしました。琢磨の優勝直後の絶叫も凄いものでしたよね」と話した。
アンヴェイリング! すかさず自分の顔を探して覗き込む琢磨。 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
ボーグ・ウォーナー営業担当副社長とともにトロフィーに見入る琢磨 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
「ホントにうれしい」と喜ぶ琢磨
「小さくなったらちゃんと日本人の顔になった」
Photo:Dan R. Boyd クリックして拡大 |
Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
その夜のメディア・ディナーも大盛況
ウィニング・チームのスタッフと。こうした撮影の機会があるとは思ってなかったらしく、クルーはみんな仕事場からの帰りで、超・普段着。左でカメラマンに指示を出しているのがボーグウォーナーのPRマン=スティーヴ・シャンク氏。少年時代からの筋金入りのインディーカー・ファンで、レースの仕事に就き、今や少年時代の憧れ=伝説のドライヴァーとなっているパーネリ・ジョーンズやマリオ・アンドレッティ、ボビー・アンサー、ダン・ガーニーらとも深い親交がある。我らのノース・キャロライナ行を企画、実現してくれたのが彼 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
セレモニーやディナーでは、インディ500優勝を一緒に成し遂げたギャレット・マザーセッド、AJ・フォイト・エンタープライゼスでロング・ビーチでの初勝利を共にしたヴェテラン・エンジニアのドン・ハリデイ、昨年のインディでコンビを組んだエンジニアのマット・カリー、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング時代にチーム・マネジャーを務めたトム・アンダーソン、琢磨のマネジャー夫妻=ステーヴ&スー・フューゼック、元インディーカー・ドライヴァーで琢磨のスポッターを務めて来ているロジャー安川、琢磨の専属フィジシャンのコウヘイ・モモイらの顔があった。
以上
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