プラクティス3でパジェノーがいよいよトップに躍り出た Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
「若いのを調子づかせちゃマズイ」と思って手綱を引き締め直したのか、木曜のテストで最速だったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がプラクティス3でトップ・タイムをマークした。気温&路面温度低めというコンディションが助けになっているとはいえ、昨日ニューガーデンがレッド・タイヤ装着で出した最速ラップ=1分16秒2485を上回る1分16秒0329を出して今週の最速ラップ・ホルダーとなった。
シボレー勢の一角を崩しディクソンが2番手に浮上!
逆転タイトルを目指しディクソンは着実に仕上げてきている Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
その結果としてパジェノーがトップ。そして、2番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。実力者がいよいよ本領を発揮して来たようだ。タイムは1分16秒1454。パジェノーとの差は0.1125秒。あとはレッド・タイヤのパフォーマンスがどうなるか。
ニューガーデンはパジェノーと0.26秒差の4番手
佐藤琢磨はセッション終了間際に6番手タイムをマーク!
3番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=1分16秒1609。パジェノーと0.12870秒差。
4番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=1分16秒2973=パジェノーと0.2644秒差。
5番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)=1分16秒4782。
そして、6番手は佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)だった。セッション終了まで30秒を切ったところでギリギリ出したラップが今週末の自己ベストとなる1分16秒5597。
以下、7番手がグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、8番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、9番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)、10番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。
ペンスキー=シボレー・ユーザーはトップ5に全員が入っていたが、2番手にディクソンが食い込んでいる。果たして彼はホンダの期待に応えてポール・ポジション、レース・ウィン、さらにはチャンピオンシップまでの獲得を成し遂げることができるんだろうか??
琢磨、マシンのバランスにまだ納得いかず
オートグラフセッションでの琢磨。ファスト6圏内につけたが、まだマシンにはセットアップの余地があるという Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) |
アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)はこのセッションでも自身のプラクティス1の自己ベストを上回ることができず、1分16秒7678のベストで12番手だった。セッティングで足踏み状態が続いているということか。
今週末はジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)も低空飛行がずっと続いている。今朝のプラクティス3では17番手。
以上
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