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ニューガーデンもパワーに僅差の2番手に
全長1.2マイル、新舗装のゲイトウェイ・モータースポーツ・パーク。現地時間の午後4時から1時間のプラクティスが行われ、前戦ポコノのウィナー、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が最速ラップ=24秒2521=平均時速185.551mphを記録した。40周を走ったうちの36周目。つまりはセッション終盤。多くのマシンが周回する中でドラフティング効果も十分に得てのスピードであった。二度目のタイトル獲得に闘志を燃やすパワー。彼が連勝を狙って意気込んでいることがひしひしと感じられたセッションだった。
チャンピオンシップに向けて前進を続けるニューガーデン Photo:INDYCAR (Bret Kelley) |
2003年ゲイトウェイ・ウイナー、カストロネヴェスは4番手
気温は28〜29℃。路面は51℃で始まり、47℃まで下がった。今日の予選は夕方6時半から。明日のレースは夜8時40分のスタート。気温はともあれ、路面の温度はプラクティス1とは大きく異なるものとなりそうだ。
3番手はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。トップとの差は0.2031秒と結構大きなものがあった。ただし、各自がどれだけのドラフティング効果を得たのかがわからない。パジェノーは今年のフェニックス(=ショート・オーバル)で勝っている。26点差のランキング4番手にいる彼には、まだタイトル防衛の可能性は存分に残されている。
4番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)=トップと0.2077秒差。チーム・ペンスキーのトップ4独占だ。エリオは悲願の初タイトル獲得のためにも、ここでシーズン2勝目が是非とも欲しい。最も最近のショート・オーバル戦=アイオワで勝っていることでもあるし……。このベテラン・ブラジリアンは2003年にここゲイトウェイで勝っている。今年の出場者の中でゲイトウェイでのレース経験があるのは、彼とトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、そしてスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)の3人だ。
ホンダ勢最上位は5番手につけたエド・ジョーンズ
佐藤琢磨はトップと0.4秒差の8番手
ブルデイが戻ってきた! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
6番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=トップと0.3991秒差。
7番手はコナー・デイリー(AJ・フォイト・エンタープライゼス)=トップと0.4144秒差。彼はここでの合同テスト1回目に最速だった。
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8番手が佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)。42周を走行。その最後のラップが8番手にランクされる24.7128秒だった。トップとの差は0.4607秒。
9番手はディクソン。10番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。11番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)で、12番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。
エド・カーペンター・レーシングはエド・カーペンターが17番手、JR・ヒルデブランドが20番手と少々不調気味。シュミット・ピーターソン・モータースポーツもジェイムズ・ヒンチクリフが19番手、セバスチャン・サーヴェドラが21番手と更に苦戦の様子だった。
予選では6番手以内を目指したいという佐藤琢磨
「スムーズな路面によってシボレーとの差は大きく表われない」
「ライアン・ハンター-レイが行なったテストで得られたデータからマシンを作って来ましたが、悪くなかったと思います。新しくされた路面はとてもスムーズ。合同テストの時とは天と地ほどの差ですね。スムーズな路面によってシボレーとの空力の差が大きく現れない状況になってもいます。まだアウト側のラインまで使える状況にはなっていませんが、レースでは走行ラインも広がって、とてもおもしろい戦いになるという期待ができます。予選では6番手ぐらいまでに入ることを目指したい」と琢磨は話していた。
以上
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