トップ4を独占したペンスキー勢のリーダーはプラクティス2に引き続きパジェノー Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
パジェノー、昨日からの好調を維持してトップタイム
トロントのストリート・コースでチーム・ペンスキーがアドバンテージを手にしつつある。デトロイトではホンダ・ドライバーが2レースともにポール・ポジションを獲得したが、トロントでは金曜日の走り始めからペンスキー勢が優勢で、土曜日になってドライバー4人によるトップ4独占を、予選を目前に控えたプラクティス3で実現した。
トップはプラクティス2に続いてシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)で、ついに1分を切って59秒7864。ブラック・タイヤだったが、コース・レコードの59秒7747(2016年Q1/ウィル・パワー)に迫った。2番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の59秒8255で、3番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)による59秒8828。4番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の59秒9529だった。路面は昨日より良くなり、今日は午前中で気温や路面温度も低かったことでタイムを出し易いコンディションとなっていた。
AA勢も奮闘!ハンター-レイ5番手、ロッシ、琢磨が7、8位と続く
1分を切ったのはペンスキー勢、シボレー勢だけではなかった。ホンダ・ユーザーで最初に59秒台に突入したのはグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)で、彼は59秒9844をマーク。それをチェッカード・フラッグが出された時に最後のラップを走っていたライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が59秒9765で上回って5番手につけた。マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)は1分00秒5869のベストで14番手だった。レイホールは最終的に6番手。
昨日のコメント通り、キッチリと仕上げてきた拓磨。予選への期待も高まる Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
ディクソン、タイムが出ず苦境に
チップ・ガナッシはカナーン以外の3人が17-19位
琢磨の後ろの9位は地元カナダのジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=1分00秒2990。トップ4こそペンスキー・カルテットに占拠されたが、5番手から9番手までがホンダ・ドライバーだった。
昨日のプラクティス1で4番手、プラクティス2で3番手だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)は、プラクティス3では20周をこなしながらベストが1分00秒6752で17番手に低迷した。ガナッシ勢のベストはトニー・カナーンによる11番手(1分00秒3859で、チャーリー・キンボールはディクソンの後ろの18番手で、マックス・チルトンは19番手と、セッティングは期待通りの向上を果たさなかったようだ。
トロントのパドックに姿を見せたブルデイ。自らの代役のグティェレスを激励 Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
天野さん、ブルデーの情報ありがとうございます‼驚異的回復力ですね‼元気そうな姿を見れてすごくうれしかったです。本当に、ありがとうございました。
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