2018年のユニバーサル・エアロ、シボレーのテストを担当したモントーヤとホンダのテストを担当したセルビアPhoto:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
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7月25日、火曜日。インディアナポリス・モーター・スピードウェイで2018年用ユニバーサル・エアロ・キットが初公開された。ホンダは白/黒/赤/グレー、シボレーはメタリック・ブルー/黒にカラーリングされたマシンを用意して来た。レンガのコントロール・ライン上に2台を並べて記念撮影が行われたが、この時間帯には多くのチーム関係者が新エアロの装着された実車を見に来ていた。
テストを担当するドライバーは、ホンダがオリオール・セルヴィア。シボレーはファン・パブロ・モントーヤ。マシンのメインテナンスとテストのオペレーションは、ホンダがシュミット・ピーターソン・モータースポーツ、シボレーはチーム・ペンスキーが担当する。
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新エアロを見ての第一印象は、「低いし、小さくなった」と言うものだった。エンジンへの空気の取り入れがサイドポッドからになって、ロールフープ後方のカウルが低く抑えられているのだ。2012年から安全も考えて採用されて来ていたホイールガードは無くなった。それで前後の重量配分が少しだが改善され、コンパクトになった印象を与えている。
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2台が同時にコース・インすることはあったが、2台が接近して走行することは一切なかった。それはインディカーの用意したテスト項目には含まれていなかったという。今日のテストの大きな目的は、冷却などが問題なく行われることの確認にあった。そして、それは達成されていた。
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セルビア「今のマシンよりも接近して走ることが可能になる」
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モントーヤ「このマシンならインディーでのスピードも速くなるだろう」
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モントーヤは、「インディーカーを走らせるのは久しぶり。またインディアナポリスで走れて嬉しい。新型マシンのテストを担当させてもらえるのは光栄だし、今日は走っていてとても楽しかった。マシン後部が軽くなったことで、ルックス同様ハンドリングも良くなっている。今日は初テストでトラフィックでの走りは一切なかったが、このマシンならトラフィックでもハンドリングはきっと良いはず。全面的に今のマシンより良い」と絶賛していた。JPMはさらに、「エンジン・メーカーがエンジン・パワーだけで競い合う。そこもまたいい。エアロはみんな同じとなれば、また競争は激化する。そこも素晴らしい。このマシンなら、今のマシンよりインディーでのスピードは少し速くなるだろう」とも語った。
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チームへのキットのデリバリーは11月27日に一斉に行なわれる計画で、それらを使ってのチーム毎のテストは2018年の1月2日に解禁される。
車体の差が少なくなり、よりドライバーの腕で競うこと多くなるのは大歓迎!
返信削除しかし、ホイールガードを無くして、どうやってタイヤ同士の乗り上げ、跳ね上げを防ぐのか?ホイールガードは全てのオープンホイールカテゴリーで採用すべきと思っていたのですが。