ミッド-オハイオのコース・レコード・ホルダーのパジェノーが最初のセッションでトップに立つ Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
過ごしやすいコンディションの中でプラクティスがスタート
この時期のアメリカ中西部といえば蒸し暑くて大変……というのが相場だが、今年はことの他涼しい。今日だけなのかもしれないが……。午前10時、気温が21℃、路面温度が28℃でプラクティス1は開始され、45分後でも気温23℃、路面31℃というコンディションだった。路面は完全ドライ。そして、2016年チャンピオンで2016年ミッド・オハイオ・ウィナーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が最初のプラクティスで最速ラップ=1分4秒9079をマークした。今週の彼は蛍光イエローのメナーズ・カラーで走っている。
参考:コース・レコードはパジェノーが昨年の予選で記録した1分3秒8700
レイホール、地元ミッド-オハイオでも好発進
0.0343秒差で2番手だったのは2015年のミッド・オハイオ・ウィナー、コースから近いコロンバスが地元のグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング=今回はステーキ&shジェイク・カラー)だ。彼に贈られる声援は金曜から大きい。今でこそレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングもインディカー用のワークショップはインディアナポリスに構えているが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの本拠地といえばコロンバス。今もそのショップは彼らがオペレーションを担当するBMWのワークス・チームの基地となっている。グレアムだけでなく、チームにとってもミッド・オハイオはホーム・コースなのだ。
3番手にはトロントで復調の兆しを見せたアンドレッティ
前戦で久しぶりの上位入賞を果たしたアンドレッティ、ミッド-オハイオでも走り出しのセッションで3番手に Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
4番手は今年PPをすでに3回獲得しているエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)。マルコとの差は0.002秒という小ささ! エリオはミッド・オハイオでは2000、2001年に優勝している。今回はHITACHIカラー。
上位4人と少し離れた5番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。今季4回と最多のPPを獲得して来ている彼のベストは1分5秒1323で、トップとの間には0.2244秒の差があった。
6番手はマックス・チルトン。チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ勢のトップ。パジェノーとは0.2350秒差=1分5秒1429。
7番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=1分5秒1910。今回は水色/白のPPGペインツのカラーリング。
8番手は2013年PPウィナーのライアン・ハンター-レイの1分5秒2256。アンドレッティ・オートスポート勢の2番手。
AAのマシンと見まがうようなニューカラーリングで登場のカナーン。プラクティス1は19番手 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
そして、10番手はスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)=1分5秒5392=今回はファジーズ・ウォッカ・カラー。
佐藤琢磨は16番手「アンドレッティのマシンは悪くないと思います」
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は、17周を走り、14周目に出した1分5秒6940のベストにより16番手だった。インディ500で勝った時のスポンサー、ルオフが今回の琢磨号にはスポンサーとしてついている。
参考:、このセッション最多ラップはチルトンの23周。最少はジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)の12周
Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
ロシア人ドライバーのファンの皆様、今回、ミカイル・アレシンが復活してシュミット・ピーターソン・モータースポーツの7号車に乗ってます。
以上
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