2017年7月9日日曜日

2017 INDYCARレポート 第11戦アイオワ・コーン300 Day1 プラクティス・ファイナル:最速はシモン・パジェノー

予選ではトップの走行順の割を食ったパジェノーだったが、プラクティス・ファイナルではトップタイムをマーク。明日のナイトレースへの仕上がりの順調ぶりをアピール Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大

決勝と同じ時間帯の走行で、ラップタイムはかなり低下

 明日のレースは夕方の4時44分のスタートということで、30分間のプラクティス・ファイナルはレースが行われている真っ最中の時間帯、午後6時15分に始まった。走行開始時の気温は夕方だというのに日中以上の31℃となっており、セッション終了時点でも30度あった。路面温度は予選時より下がり、朝のプラクティスと同レベルの44℃で始まり、41℃まで下がって走行終了となった。
 最速ラップを記録したのはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。そのラップの平均時速は179.617mph。ポール・ポジションが185mph台だったことを考えると、かなりのスピード差がある。予選11位だった彼がどれだけ早く上位へと浮上して来れるだろうか。


予選2位のヒルデブランドは後退したものの、カーペンターはプラクティス・ファイナルでも安定した速さを見せた Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
2番手はカーペンター、3位はポールシッターのパワー
ホンダ勢最上位は4番手につけたディクソン

 2番手はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)=179.355mph。3番手はポール・シッターのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=178.309mph。この二人は予選順位も良く、明日のレースでは序盤から激しく順位を争うこととなりそうだ。
 プラクティス・ファイナルでのシボレー勢が独占したのはトップ3まで。4番手にはホンダのエアロ&エンジン使用のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)が食い込んで来た。スピードは177.398mphと上位3台とは少し離れていたが、さすがのしぶとさを見せた。ただ、ディクソンは予選が17位だったため、パジェノー以上に上位への進出には手間取りそうだ。

 5番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=177.336mphで、6番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=176.8123mphだった。

佐藤琢磨は11番手「トラフィックが問題」

 7、8、9番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、ミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)はその後ろの11番手だった。
 

トラフィックに問題を抱えているという佐藤琢磨、予選順位を結果に結び付けていきたいところだ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
 「トラフィックはやっぱり問題。なかなか前のクルマに近づけない。ディクソンはそれができていた? 自分たちはできてなかった。1秒とか離れていれば、前のクルマと同じペースで走れるんだけど……」と琢磨は話していた。
以上


1 件のコメント:

  1. エリオ、久々の勝利‼スパイダーマン、見れてよかったです。インタビューも、うれしそうで涙も見えてました。でも、エリオはやっぱり陽気で明るさがエリオらしいですよね。まだまだ、おじさんはやれますよ‼アピールできましたよね。おめでとう‼エリオ‼

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