レイホールがデトロイトのプラクティス1で Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
天候:晴れ
気温:18~19℃
インディ500が終わった翌週にデトロイトでダブルヘッダー。これはキツいスケジュールだ。特に勝ったドライバーに厳しい。勝ってからずっとメディア・ツアーが続くため。我々レポーターもこの4日間はハードだった。ありがたい忙しさなワケで、文句はまったくありませんが……。
今年はスケジュールが変わって、金曜日は予選ナシ。あるのはプラクティス2回だけだ。今年は天気もいい=今のところ。なんかデトロイトはいつも悪天候の印象がある。悪い印象だけが強く残っているだけか?
プラクティス1のトップ3はホンダ1台、シボレー2台
最初のプラクティス1は、予定の午前10時20分を少し過ぎてスタート。45分間のセッションでグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が最速ラップ=1分15秒3328を記録した。15周を走っての10周目だった。琢磨のピットが遠かった。インディの予選が4位だったから前から4番目と思ってたが、インディカーGPでの予選22位が反映されてた。オーバルとロードコース、分けてる時とそうでない時がある気がする……と思ったのは、なるほど、第3戦フェニックスのピット順が、ロングビーチGPの予選結果が反映されてたからか。今年最初のオーバルだったんで。予選順位を使うのは、ポイントスタンディング順よりはずっとマシと思う。
プラクティスの2番時計はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)の1分15秒4890だった。トップとの差は0.1562秒。3番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)の1分15秒5384。こちらはトップと0.2056秒差。トップ3はホンダx1、シボレーx2だった。
佐藤琢磨は12番手!AAは全員トップ10入り
メディア・ツアーのハードスケジュールから琢磨はふたたびコクピットに Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
トップ5でみると、ホンダ2vsシボレー3。去年のレース2ウィナー、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が、レイホールと0.4831秒差で5番手につけた。
トップ10ではホンダとシボレーが大逆転、7対3でホンダが優勢だった。スコット・ディクソンとトニー・カナーンのチップ・ガナッシ・レーシング・チームズ勢が7、8番手で、10番手にジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が入ったためだ。昨年度シリーズ・チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は11番手だった。
「金曜の予選がないというのはいい」と琢磨は新スケジュールを歓迎
琢磨は、「デトロイトのマシンについては、インディ500開催中の走行が少なかった日とかにもエンジニアとセッティングの話をしていました。インディ500で勝って以降は昨日デトロイト入りするまでメディア・ツアーが続いていたので、会って話をすることはできませんでした。コースはストレートを削ってバンプが少なくなっています。コーナーは去年と同様バンピーです。今年の予選が金曜にないスケジュールはいいですね。今日いきなり予選をするより、コースを走って一晩寝ての方がみんなのパフォーマンスを考えるとロジカルだと思います」と琢磨は話した。
インディーカー・デビューを果たしたエステバン・グティエレス Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
以上
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