「ヤツならインティで勝てる!とずっと思っていた」とAJフォイト御大は改めて語る Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
第101回インディアナポリス500で優勝した佐藤琢磨。レース当日、あるいは翌日のバンケットなどで直接お祝いの言葉を言えなかった人たちが、デトロイトのピットやガレージ・エリアで次々と琢磨とアンドレッティ・オートスポートを訪れ、声をかけて行っている。このお祝いムードはまだまだ続いて行きそう。それぐらいインディ500で勝つっていうのは大きなことなんだ、と感じさせられる。あの、世界で一番有名って言っていいぐらいのボーグ・ウォーナー・トロフィーには、来年インディに行ったら琢磨の顔と名前がある! とてつもない偉業を琢磨は成し遂げた。まさに時代に名前を刻み込んだってこと。
「彼は本当にすごいレースを戦って勝った。彼を誇りに思う」
A.J・フォイト:インディ500で4勝、インディカー歴代最多勝利の記録を持つ伝説のドライバーが2012年の琢磨のインディ500での走り、そしてアクシデントをみて、”That’s my driver!”と叫んだのは、今や有名な話。「琢磨は本物のレーサー」、そう惚れ込んだA.Jは有名な14号車を琢磨に託した。今年のインディ500、A.Jは今や歩くのも結構大変な体調だが、そんなことは厭わずにビクトリー・レーンを訪れ、直接琢磨に賛辞のことばをかけていた。そして今週、改めてお祝いの言葉をくれた。
「琢磨がインディ500で勝ったのがメチャクチャ嬉しい。”ヤツならインディで勝てる”って私はずっと言って来ていたんだ。そして、彼は本当にすごいレースを戦って勝った。彼を誇りに思うよ。私は彼と一緒に戦っていた。そのことがまた嬉しいと感ずる。ただ、私たちが彼に勝てるクルマを用意できなかったことだけは残念だ」。
ラリー・フォイト「タクマが私たちに感謝の念を持ってくれていることは分かっている」
ラリー・フォイト:琢磨の才能を高く評価、日本から来た元F1ドライバーを中心に据え、テキサスのこってこてアメリカン・チームの近代化と強化を図った。それがロングビーチでの勝利を呼んだ。…………アレがなかったら琢磨のインディカー・キャリアはここまで長くなっていなかったかもしれない。間違いなく琢磨成功のキー・パーソンの一人。
ラリーは「琢磨とともにインディー500で勝ちたかった」と語る Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
「琢磨の優勝はとても嬉しい。日本のファンも喜んでいることだろう。私としても琢磨と一緒にインディ500で勝ちたかった。クルーたちももちろんそれは同じだ。琢磨の勝利を彼らがピットレーンで祝っていたところにそれは現れていた。琢磨は私たちのチームに全力で尽くしていた。力をすべて発揮してくれていた。私たちは共にインディでとても良いパフォーマンスを見せたこともあった。ロングビーチでの優勝は、彼にとっても私たちにとっても大きな勝利だった。今年、彼は大きなチームへと移籍したが、琢磨が私たちとの4年間に感謝の念を持ってくれていることはわかっている。今年の我々はドライバー、エンジン、マシン、エンジニアまで全部が新しくなって大変だったが、これからも実力を伸ばし、多くのレースで勝てるチームになれるよう頑張って行く」
天野さーん
返信削除お疲れ様です\(^o^)/
大忙しの中デトロイトの週末がやってきて引き続き大忙しの週末だと思いますが……本当におめでとうございます!
そして、良い時も悪い時も、長年取材を続けて下さって本当に本当にありがとうございます。
琢磨さんの日本語第一声を伝えて下さってありがとうございます。
AJとラリーのこんなに感動的なお話を伝えて下さってありがとうございます。
今度お会いしたときには、私が天野さんにインタビューしちゃおうかな笑
6月はレースたくさんありますし、まだまだ色々期待できますね!
レポート楽しみにしてます!
天野さん、AJフォイトとラリーフォイトのコメントありがとうございます‼この2人のコメントがとても気になっていましたし、読んで胸がとても熱くなりました。感動しました‼天野さん、本当にありがとうございました‼
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