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昨日のプラクティス2回で速さを見せていたグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がレース1のポールポジションを獲得した。
今日の予選は出場22台を2グループに分け、12分間ずつのグループ・セッションで争う方式。トップが速かったグループがイン側グリッド、反対のグループはアウト側グリッドに並ぶルールだ。
カストロネヴェス、トップタイムを剥奪も予選2番手に
ペナルティーに抗議したカストロネヴェスだったが、裁定が覆ることはなかった Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
レイホール二世はグループ1で走り、最後のラップで1分13秒9681をマーク、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)からトップを奪った。後に走るグループ2はタイヤ・ラバーのより乗ったグリップの高いコンディションとなるため有利だが、こちらでトップ・タイムとなる1分13秒8901を記録したエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)は、イエロー・フラッグの出されている区間で十分に減速しなかったためにペナルティとして最速ラップが取り消され、ポールポジションを手放した。
レイホールのベスト・ラップは昨年シモン・パジェノーが記録した1分14秒0379を破って新コースレコードとなった。今季初PPは2009年のカンザス・スピードウェイ以来となるキャリア3回目のPPだ。
カストロネヴェスは最速ラップを取り消されたが、2番目に速いラップ=1分14秒0414でもグループ・トップとなり、フロント・ロウ外側グリッドから決勝に臨むこととなった。
佐藤琢磨、グループ1の2位で3番グリッドを確保
琢磨はグループ1での2位=2列目イン側グリッドから今日のレース1=70ラップ(1周=2.35マイル)に臨む。彼のアウト側に並ぶのはチームメイトのアレクサンダー・ロッシ。グリッド3列目はジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)とスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。トップ6はカストロネヴェス以外の5人がホンダ。シボレーのお膝元だというのに……。
4列目はパジェノー(チーム・ペンスキー)とマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)で、5列目はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)とチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だ。
ミスシフトとオーバーブーストを悔しがる琢磨
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ブラックとレッド、どちらのタイヤでも力強いパフォーマンスを見せないと勝つことは難しい。その点で琢磨には少し不安もあるようだが、2列目スタートなら良い戦いを見せることは十分に可能だろう。
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