プラクティス・ファイナル2番手は予選7位のキンボール。予選上位のドライバーがタイムを出せない中、決勝への仕上がりの良さをうかがわせた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
6月下旬とは思えない14℃とという低温のコンディション(空は快晴)でウォーム・アップ・セッション=プラクティス・ファイナルは30分間行われた。相変わらず風も吹いている。
このセッションではライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が1分43秒7956で最速だった。このセッションでレッド・タイヤを使ったチームはなかったようだ。
2番手はマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。タイムは1分44秒0347。そして、3番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の1分44秒3502。一転、ホンダ勢の1-2-3となった。
4、5番手にはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、カルロス・ムニョス(AJ・フォイト・エンタープライゼス)と2台のシボレー勢が来た。そして、6、7番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)とチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。
カストロネヴェス、タイヤトラブル発生でセッティング変更に
パワー、ニューガーデンも2ケタ順位にとどまる
ポール・ウィナーのエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)は14番手と目立たなかった上に、タイヤにトラブル発生。セッティングの変更が必要な事態に陥って表情を曇らせていた。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は10番手、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は18番手だった。チーム・ペンスキーは決勝用セッティングに不安ありか?
今朝は寒かった。そのコンディションで速いチームがあった。決勝は正午過ぎのスタートで、気温は昨日の予選と同じ19℃ぐらいまでは上がるものと見られている。そのコンディションで速いのは誰か?
ファスト6進出のホンダ勢、ディクソンとレイホールも
午前中の寒いコンディションではタイムを出せず
ホンダ勢で予選の良かった面々もウォーム・アップでは上位に来なかった。スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)は燃料タンク内のポンプにトラブル発生。ピットまでマシンは運び込まれていたが、コースに出ることはなかった。グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)もベストは1分45秒台=16番手と振るわなかった。
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は走行なしだった。彼は首に痛みを感じ、決勝に備えるためにウォーム・アップは走らないこととしたのだった。
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