セッション1に引き続きパワーがトップタイム。午後もペンスキーの好調は続く Photo:INDYCAR (Walter Kurn) クリックして拡大 |
ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シボレー)が1分07秒7684という強烈なタイムをマークしてプラクティス2の最速となった。もちろん、今年から許されているレッド・タイヤ装着でのことなのだが、2番手につけたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シボレー)に0.2948秒、3番手のファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー/シボレー)に0.4213秒の差をつけていた。
トップ3を占めたチーム・ペンスキーが今週末も速いのは間違いないが、今回のセッションに限っていえば、多くのドライバーたちがレッド・タイヤでのアタックをフルに終えていなかった。“さぁ、レッド・タイヤで走ろう”という時間帯にライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)=燃料切れ、カルロス・ムニョス(AJ・フォイト・エンタープライゼス/シボレー)=スピン&ストップが赤旗を出したからだ。トップ3は中断より前にレッド・タイヤのチェックを終えていた。
プラクティスが12〜13℃の低温下の走行だったのに対し、プラクティス2は開始時ですでに18℃。終了時は20℃と5月らしいコンディションになっていた。
ホンダ勢最速は4番手につけたロッシ
このセッション、ロッシがホンダ勢最速に躍り出る Photo:INDYCAR (Karl Zemlin) クリックして拡大 |
4番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)。5番手はエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー/シボレー)。
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)は、1分09秒1446のベストで15番手だった。
佐藤琢磨、セッション1に続き15番手にとどまる
「ストレートでスピードが出ていない、その原因解明をしようとしてるのですが、まだ見つかっていません。コーナリングを含めたマシンのセッティングについても、良くしようと色々やっているところです。レッド・タイヤでの走行は1周しかできなかった」と琢磨は語っていた。2セッションとも厳しい戦いとなっている琢磨は、予選ステージ1のグループ分けでは、またも明確に難しい方に組み入れられている。パワー、モントーヤ、エリオ・カストロネヴェス、ちる、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング/ホンダ)、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、スペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)、ハンター-レイ、ムニョスと同組だ。
以上
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