プラクティス1は終盤に首位に躍り出たパワーが結局トップタイム Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
2デイ・イベントインディーカー・グランプリ。予選の前に2回のプラクティスがスケジュールされている。
プラクティス1は午前9時5分スタート。“5月のインディアナポリスの天候は冬から夏まで全部アリ”などとよくわれるが、今日の走行開始時は12℃という寒さで、45分後も13℃とほぼ変わらず。夜でも20℃以上あった前戦フェニックスとのギャップが大き過ぎる。
ペンスキーと渡りあうホンダ勢といえばディクソン。このセッション2番手タイム Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
ニューガーデンとディクソンのトップ争いでプラクティスは推移
セッション最速の座を争ったのはジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シボレー)とスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ/ホンダ)で、1分09秒5~6のラップ・タイムで何度か順位が入れ替えたが、最後の最後、チェッカー前1分を切ったところでウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シボレー)が1分09秒3172をマークしてセッション・トップを奪った。2番手は0.0924秒差でディクソン、3番手がニューガーデンで、パワーと0.1107秒差(ディクソンと0.0183秒差)だった。
1分09秒3台に入ったのはパワーだけだったが、1分09秒4台には4人が並んだ。トップ5が1分09秒5を切って来たということ。4番手は現ポイント・リーダーで昨年のこのイベントのウィナーでもあるシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー/シボレー)。5番手にはインディーカー参戦2年目ながら、時折目覚ましい速さを見せるスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング/シボレー)だった=1分09秒4628。
モントーヤ、今シーズン初のインディーカー・ドライブで7番手に!
精悍なブラック・マシンでモントーヤがインディーに降臨。初走行でさすがの7番手タイムをマークし存在感をアピール Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
8番手にはマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ/ホンダ)が入って来た。そして、9番手はカルロス・ムニョス(AJ・フォイト・エンタープライゼス・シボレー)。ピゴット同様、この二人も奮闘している。
トップ10の最後のスポットはジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ)だった。
AA勢トップ10入りならず!佐藤琢磨は15番手に
アンドレッティ・オートスポート勢は? ホンダ・ユーザーがトップ10に4人入った中、アレクサンダー・ロッシの11番手が最上位。佐藤琢磨が15番手で、ライアン・ハンター-レイは16番手。マルコ・アンドレッティは21番手だった(モントーヤのエントリーで今回は22台出走なのでブービー賞)と、厳しい状況にある。プラクティス2での巻き返しなるか。
佐藤琢磨は15番手。イマイチ立ち上がりの悪いAA勢の牽引車となれるか? Photo:INDYCAR (Walter Kurn) クリックして拡大 |
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