「トップなんて夢のよう」と語るジェイ・ハワード。今年のインディ-500でブレイクなるか? Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
3回目のインディー500
走行4日目、風は昨日ほどではなかったけれど、相変わらず吹いていた、1日中。
ベスト・ラップはジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が記録。「……って誰よ?」なんて言わないで。これまで紹介するチャンスがなかったけれど、今日、ここに簡単なプロフィールを書きますので。
ヒンチクリフとアレシンをチームメイトに戦うハワードはマシンのレベルも高い Photo:INDYCAR (Forrest Mellot)クリックして拡大 |
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ピットにはあの“スモーキー”トニー・スチュワートが鎮座 Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
「トップだなんて夢のようだ。明日の朝に起きたら、この話は全部消えてなくなってたりして……。今日はトニー・スチュアートが来てくれていた。その日にこういうパフォーマンスを見せられて嬉しい。未だに自分がトップだったのが信じられない。とても気分がいい」とハワードは話した。
ジョセフ・ニューガーデンがクラッシュ
今日も走行開始は正午。気温は29℃で、路面温度は42℃。風は昨日ほどじゃないものの、一昨日と同じぐらいは吹いていた。
昨日走らなかったチーム・ペンスキーが今日はいきなりグループ・ラン。アンドレッティ・オートスポートもガンガン走り込み。昨日が風のためにほとんどオフになったので、今日はかなり忙しい1日になっていた。
順調に来ていたニューガーデンだったがこの日、痛恨のクラッシュPhoto:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
ホンダがトップ4。フェルナンド・アロンソが4番手
走行初日の月曜はホンダの1-2。火曜はシボレーの1-2-3。水曜がシボレー=トップ、ホンダ=2番手だったが、今日、木曜日はホンダがトップ4ポジションを独占した。最速は前述の通りハワードで、2番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=225.826mph、3番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)=225.709mph、4番手はフェルナンド・アロンソ(マクラーレン-ホンダ-アンドレッティ)=225.619mph。アンドレッティ・オートスポートは6人のうち3人がトップ5入り。佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は9番手=224.771mph。アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ-アガジェニアン)は13番手=224.503mph。ルーキーのジャック・ハーヴィー(マイケル・シャンク・レーシング・ウィズ・アンドレッティ・オートスポート)は29番手221.279mphだった。
1日ごとに成長を見せているアロンソ。4日目は4番手タイム Photo:INDYCAR (Walter Kurn) クリックして拡大 |
ドラフティングの助けなしでは佐藤琢磨がトップ
インディーカーの計時システムでは、前車と7秒以上離れていた時にドラフティング効果ナシ(ノー・トウ)のラップと判断される。自力でどこまでスピードを出せるのか? そのランキングで今日トップだったのは、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)だった。
「これまでのインディー500で最も順調に進めて来れています」と語る琢磨。今日はトウなしでのトップタイムPhoto:INDYCAR (Walter Kurn) クリックして拡大 |
ノー・トウの2番手はチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=224.601mph。同3番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=224.351mph。同4番手はハンター-レイ=224.236mph。こちらでもホンダがトップ4で、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)がシボレーでトップの5番手=224.051mphだった。
以上
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