気温が下がったプラクティス3ではパワーが再びトップタイム Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
朝から雲の多い空が広がっていたバーミンガム。気温も昨日と比べて随分と低いコンディションでプラクティス3は行われた。気温は昨日の午後のプラクティス2より6度も低い24℃。路面温度は33℃と、プラクティス2と比べて15度も低かった。
時折雲の間から陽が差し込むコンディション。気温はセッション中に1℃しか上がらなかったが、路面は6度も上昇。後半にタイム更新ができた者は少なかった。
最速はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)の1分06秒9953。このコンディションで予選が行われればコース・レコード(2016年 セバスチャン・ブルデイ=1分06秒6001は破られそうだが、昨日のように暑くなったら難しいだろう。
2番手はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=1分07秒0993。パワーとの差は0.1040と意外にも大きなものとなった。
3番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)=1分07秒1901。ペンスキーの1-2-3だ。昨年度バーバー・ウィナーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は1分07秒5番手だった。
ホンダ最上位はアレシンの4位! アンドレッティは8番手
4番手に食い込んでペンスキーの上位独占を阻んだのはミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だった。ニュー・タイヤを投入したのか、セッション終盤に1分07秒2603をマークしてみせた。
6番手はロング・ビーチ・ウィナーのジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=1分07秒3463。次の7番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=3499で、昨日のプラクティス2で最速だったマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が1分07秒3551のベストで8番手だった。
9番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)=1分07秒5245。10番手はマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)の1分07秒5631だった。
佐藤琢磨はトップとの差0.8秒で15番手
Photo:INDYCAR (Bret Kelley) |
「ブレーキは良くなりました。セッティングも良くなっていました。でも、暑くなるとタイヤのグリップがすぐになくなってしまう。暑いコンディションでもタイムを縮めていた人がいたけれど、僕らはそうできなかったし、予選に向けてセッティングが決まっていて、あとはファイン・チューニングをするだけっていうレベルには達していません」と琢磨は走行終了後に話していた。
*ニューガーデンの今週のマシン・スポンサーは、インディー500ではファン・パブロ・モントーヤのスポンサーになる、との発表があった。チーム・ペンスキーのNASCARエクスフィニティ・シリーズでライアン・ブレイニー車のスポンサーを勤めてきていた彼らは、モンスター・エナジー・カップとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズへもサポートを拡大し、さらにはインディーカーのインディー500でもスポンサー活動を行う。
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