2017年4月23日日曜日

2017 INDYCARレポート R3 ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマ Day2 予選:ポール・ポジションはウィル・パワー。佐藤琢磨は14位

暑いコンディション下でのパフォーマンスが注目された予選で、パワーがPP獲得 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
予選は結局気温27℃、路面温度42℃のコンディション
 午前中のプラクティス3が終わった後には僅かに雨がパラついたバーバー・モータースポーツ・パークだったが、予選を前にして雲が移動、気温27℃、路面温度が42℃と暑いコンディション下で出場21台によるタイム・アタックは行われた。





グリップしないマシンに手を焼きレイホールはまさかの予選最下位 Photo:INDYCAR (Chris Owens)
Q1でアンドレッティ勢3台が敗退

 最初は2グループに分かれてのQ1。グループ1では昨日のプラクティス2最速で、今朝のプラクティス3でも8番手と悪くないポジションにつけていたマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が、グループ2では佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、そしてグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が敗退した。アンドレッティは4台のうちでライアン・ハンター-レイだけしかQ2への進出を果たせず。レイホールはまるでグリップをしてくれないマシンで最下位21位となった。
シボレー3台、ホンダ3台のファスト6を制したパワー
今季2回目、キャリア通算46回目のPP

 さらにQ2ではジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)が敗退し、ファイアストン・ファスト6としてファイナル・ステージを戦うことになったのは、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、ハンター-レイ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だった。
 そして、これら6人によるポール・ポジション争いを制したのはパワー。ファイナル・ステージで彼の記録したベスト・ラップは1分06秒9614で、新しいコース・レコード樹立はならなかった。それでも、今シーズン早くも2回目、キャリア46回目のPP獲得となった。


「自分たちの弱点を克服できたようだ」と喜ぶパワー
2位カストロネヴェス、3位パジェノーでペンスキー1-2-3!
 
Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 「チーム・ペンスキーは素晴らしいチームで、今週末は全てがスムーズに進んで来ている。私自身もとても集中ができている。予選でポール・ポジションを獲得できたのは、私のマシンがユーズド・タイヤでの走りにマッチしたものになっていたからと思う。自分たちの弱点を克服できたようなので、とても嬉しい」とパワーは語った。
 予選2位はカストロネヴェス。パワーに0.1815秒届かなかった。そして、予選3位はパジェノー。パワーとの差は0.4203秒と大きかった。
 シボレーが開幕3戦全てでPP獲得。3戦ともチーム・ペンスキーによるPPでもある。バーバー・モータースポーツ・パークではQ3にシボレー3人、ホンダ3人が駒を進めたが、トップ3をシボレー=ペンスキー勢が占めた。予選4位以下はディクソン、ハンター-レイ、ヒンチクリフの順となった。

佐藤琢磨、厳しい組み分けとなったQ1で7位敗退
「明日は寒波が来て涼しくなりそうなのでいいレースを戦えるはず」

 琢磨は今朝のプラクティス3での順位が15番手だったことから、予選のQ1でグループ2に入れられた。セッションの最後の最後でカナーンが琢磨を0.1091秒上回った為に、ポジションが14位から15位に下がった。グループ1に入ったカナーンは強敵の少なさをアドバンテージとしてQ2に進出し、予選10位となり、対照的に琢磨はQ1敗退を喫した。しかも、6人がQ2に上がれるというのに、7番手でギリギリ進出を逃した。それも、計測時間終了間際にブルデイが琢磨を0.0641秒上回ったためだった。




Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大
 「プラクティス3ではほんの小さな差で15番手になって、それで厳しい方のグループで走ることになった。こればっかりは仕方がないけれど、厳しい方がグループに組み入れられることが多い。そして、グループ1でも惜しくも7番手でQ2進出ができなかった。でも、レッド・タイヤは1セット多くあるし、明日のレースは寒波が来て涼しくなりそうなので、いいレースを戦えるはず」と琢磨は語っていた。

1 件のコメント:

  1. ウィルパワーが46回目のポールは流石に速いかってのセナを彷彿させるが絶対有利なF1と比べインディは余りアドバンテージ持たない誰でも勝つチャンスがあるのは開幕戦最下位のポジションからボーディブルデーが優勝して証明してるむしろレッドタイヤ温存してレースに臨むからQ1にはシボレー勢にがんばってもらいレースはホンダ勢が勝つのがトレンドに成っているがんばれシボレー勢レッドタイヤドンドンすり減らしてパワーやカストロネベスにはドンドンポール取ってもらい早めにクラッシュして消えて欲しいロジャーペンスケが気づかないようにソコソコ戦ったふりしてシボレー勢には予選で力振り絞ってもらい自滅への道辿って欲しいしかしカストロネベスはポールは取るがレースは全然優勝出来ないホンダ勢で言えばマルコアンドレッテイもそうだ予選は良いのにレースは散々なものオーナーの息子だからシート失う心配ないがカストロネベス二人で三年間優勝していないロジャーペンスケもいい加減首にしたらどうだモントーヤ追い出すよりカストロネベス追い出したほうが良かったのではインディ500や他で優勝してるのに何で追い出すの?確かに完走率高いからポイントてきにはカストロネベスがシリーズでは上位につけるがだがそこまでだ彼の全盛期は既に過ぎており優勝出来ないドライバーがシリーズチャンピオンに輝くことはないカストロネベスはチャンピオンは永遠に取れないだろうら

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