昨年のウイナー、パワーが最初のセッションでトップタイム! Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
今週末は2013年からインディ・ライツで頑張って来ていたザック・ヴィーチがインディーカーにデビューする。オハイオ出身。
ザック・ヴィーチ、若干22歳 Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
ブラックにライムグリーン系のアクセントというカラースキームは、アメリカで大流行中? Photo:INDYCAR (Bret Kelley) クリックして拡大 |
今回、ジョセフ・ニューガーデンのマシンが緑色にペイントされている。スポンサーはフィッツジェラルド・グライダー・キッツ。飛行機やさんかと思ったら、大型トレーラー用のキャブ&シャシーのメーカー。黒がメインで緑のアクセント……で、まるでチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)とチームメイトのよう。ただし、キンボール車が今風のマット・ブラックなのに対し、ニューガーデンのはテカテカ。ホイールやサスペンション・アーム、さらにはチームのトレーラーまでメッキなどでビカビカにするチームだけあって。
午前11時、気温29℃という温かさの中プラクティス開始
今日は朝からスケジュールが押せ押せで、インディーカーのプラクティスは予定より1時間ほど遅れてスタートした。4月も下旬とあって、深南部アラバマ州はもうかなり暖かい。カナダ国境のミネソタ州は今朝の気温が10℃程度だったのに、バーバー・モータースポーツ・パークのあるバーミンガムは午前9時の時点で24℃もあった。走行開始は11時48分。この時の気温は29℃。路面温度は50℃だった。
昨年のバーバー・ウイナー、パワーがトップタイム
45分間のセッション。コース・オフして芝生の上に置いてある発泡スチロールだかの看板にヒットしたのがセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)。スピンしてグラベルに飛び込んだのがミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。イエローはなし。
最速はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)の1分08秒1104。彼はバーバーのディフェンディング・ウィナー。このセッションではペンスキーが1-2-3-4を実現! 2番手がニューガーデン=トップと0.0718秒差の1分08秒1822、3番手:ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=トップと0.1082秒差の1分08秒2186。4番手:エリオ・カストロネヴェス=トップと0.3008秒差の1分08秒4112。
5番手にホンダトップのロッシ!以下12位までホンダ勢がずらり
5番手=ホンダ最速はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。トップから0.3456秒差の1分08秒4560。以下、12番手までがホンダ勢。6番手=ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分08秒5595。ここまでがトップからコンマ5秒以内。
7番手=グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の1分08秒6142。8番手=ロング・ビーチで勝ったばかりのジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=1分08秒6347。9番手は開幕戦セント・ピーターズバーグ・ウィナーで現ポイント・リーダーのセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)=1分08秒6737。そして、10番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分08秒6753だった。
14番手の佐藤琢磨「タイヤのデグラデーションが大きい」
佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は1分08秒7672のベストで14番手とスロー・スタート。「マシンの感触はあまり良くなかった。いつも春に行うテストは寒いコンディションだったが、今年のテストは温かかった。しかし、今日ほどの暑さではなかった。タイヤのデグラデーションが大きく、周回を重ねたタイヤでは好いラップ・タイムを出せない路面温度となっていた。タイヤは1セットしか使っていない。他の3人のドライバーたちがどんなことをやったのかが見たい」とコメント。スムーズなスタートを切ることができていない。
トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)も1分09秒0329で18番手と大きく出遅れた。キンボールとマックス・チルトン、二人のチームメイトが後ろに並んだ。そして、デビュー戦のヴィーチはすぐ前の20番手にも1.4647秒差をつけられた1分10秒6346がベストで最下位の21番手だった。今日はもう1セッションが夕方に行われる。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿