朝のセッションから一転、決勝は滑るマシンに手を焼く結果に Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下―ー)::ファイナル・プラクティスで2番時計。レースに向けてのセッティング変更はどのようなものを行ったのですか?
佐藤琢磨:朝が良かったですからね、あそこからはもうちょっとしたチューニング、微調整をしただけでした。それでレースに挑んだんですけど、うーん……今日は何かストラテジーもピットのタイミングもベストじゃなかったし、コース上でもいつも誰かに引っかかっていたりで、肝心な時にペースが上げられないでいましたね。あんまり全体的に良くなかったです。
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――1周目のターン4でウィル・パワーたちのアクシデントがありましたが、後続は混乱してました。あそこでマシンにダメージを受けてしまったんですよね?
佐藤琢磨:はい。噴水のところで玉突き事故みたいになってて、自分としては避けて行ったんだけれども、その時に引っかかっちゃって、フロント・ウィングの翼端板がちょっとダメージを受けちゃったんですよね。まぁ、もともと後ろの方からのスタートだったし、そのまま走ることもできたんですけど、ピットに入って給油をして、フロント・ウィングはアッセンブリーで交換しました。
――あのピットを除いて、3ストップの作戦になりましたが、レース前からそのつもりだったんですか?
佐藤琢磨:いや、決めてはいなかったですね。まぁ臨機応変に対応できるように柔軟性を持たせて走りたかったんですけど、結果的に3ストップということになりましたね。
「エド・ジョーンズの後ろでずーっとタイムをロスしてしまった」
――2回目のピットも早めに入りましたが、他と違うタイミングにしてもゲインを大きくするっていうことが今日はなかなかできませんでした。
佐藤琢磨:そうでしたね。厳しかった。なんか選んだタイミングのタイヤもうまく行ってなかったというか……。2セット目はレッド・タイヤを入れたんですけど、最初の瞬発力は良かったんですけど、その後は結構苦しんでしまってペースが上がらなくて、エド・ジョーンズの後ろでずーっとタイムをロスしてしまった。その次には今度は逆に、彼がレッドで僕がブラックという状況になって、ちょうど最後のピット・ストップから出て行った時は、もうタイミングが悪く、3台ぐらい後ろからまとまって来ちゃって、彼らに抜かれたことで前のポジションのマシンとの間に差ができちゃいました。色々とうまく行かなかった。
「今日は3回かな、1コーナーで相手をうまく仕留めることができました」
――最後のリスタートの後にトニー・カナーンをパスしましたよね? あそこから上がって行けそうな感じは?
佐藤琢磨:はい。彼をオーバーテイクできた、あのあたりは結構良かったんですよね。今日は3回かな、1コーナーで相手をうまく仕留めることができました。まぁ、あそこはそういう意味で良かったんですけど、ちょっとずつ順位を上げて行こうというところで、最後にパワーを失ってしまわなければ良かったと思います。
――まだプッシュ・トゥ・パスは何回か残ってたんですか?
佐藤琢磨:はい、全然残ってましたね。今日は最後のトラブルが出た時点でまだ70秒以上残ってたんじゃないかな? 今日はほとんど使ってなかったんで。まだチャンスはありましたね。もちろん、あの後にどんどん順位を上げられたかっていうと、そうでもなかったと思いますけど。厳しい戦いであることには変わりはなかったので。
「路面を掴まないで、滑って行ってしまうレースでした」
――レース中のマシンは、自分が考えていたものと比べると今ひとつだった感じですか?
佐藤琢磨:うーん、そうでしたね。違ってました。
――暑くなったことも影響してるんでしょうか?
佐藤琢磨:それもあるのかもしれない。朝のファイナル・プラクティスでのようなカチッとした、グリップをしている感じとは全然違って、滑っちゃってました。路面を掴まないで、滑って行ってしまうレースでした。
――次はバーバー。ロードコースは開幕戦の後にバーバーとソノマと2回もテストをしているということで、楽しみにしてるんじゃないですか?
佐藤琢磨:そうですね。バーバーは1回テストをしているし、この前ソノマでもテストしているので、色々と得られたデータをしっかりと取り入れて戦いたいと考えています。今日はちょっと、チームとしては厳しい週末だったので、バーバーでは良いリザルトを狙って行きたいです。
以上
マクラーレンホンダF1はテスト走行でエネルギー回収再生装置が故障続きでアロンソが不満タラタラでインディ500挑戦に繋がった訳だが最新ニュースによると二日間無事に走りきりようやくデータを取ることができたらしい二日間ともいつもより気温が低かったことが壊れなかったと推測してるがハッキリしたことはホンダも掴んでいないらしい第二期ホンダの黄金時代を知っているものとしては何故今のマクラーレンホンダが走らないのか不思議でしょうがないどんなカテゴリーでもトップに君臨するホンダが二輪なんかいい線いってますしインディカーシリーズだって今シーズンすでに2勝なのになんでF1だけが勝てないのみんなイコールコンディション何でしょ本田宗一郎やアイルトンセナ中村良夫やリッチーギンサー、ジョンサーティースが草葉の陰で泣いてますよもっとしっかりしろと。
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