プラクティス3は好感触で終えていた琢磨だったが…… Photo:INDYCAR(Richard Dowdy) |
Jack Amano(以下――):プラクティス3でトップ5につけており、ファイナル進出の可能性が高いと期待されていましたが、予選には実際、どんなマシンで臨んだのでしょう?
佐藤琢磨:プラクティス3を終えた後にもちろん色々とセッティングを変えて予選を迎えました。アタックは正味2周なんですよね。その1回めのホット・ラップの時にターン5で縁石への乗り上げ方の角度が良くなかったからなのか、物凄いアンダーステアになっちゃって、そのラップは諦めざるを得なくなりました。で、その次の周は、その縁石のところをちょっと意識し過ぎて、角度を考えて入ってったんですけど全然グリップしなくて真横にスライドしちゃって、タイヤをウォールに擦るような感じになってタイム・ロス。そのまま、そのラップはクルマがフラフラしていて、まったくタイムが上がらなかったです。
――調子が良かっただけに、非常に悔しい結果ですね。
佐藤琢磨:はい。本当に残念です。
――チームメイト3台の予選での走りを見て、決勝に向けての感触はどうですか?
佐藤琢磨:クルマは良いと思うので、明日に向けてはもう気持ちを切り替えてやるしかないですね。
――18番グリッドからのスタート……となると、作戦利用となりそうですね?
佐藤琢磨:でも、ここ数年のロング・ビーチはセイフティ・カーもあまり入ってないんですよね。あまり順当なレースになっちゃうと、ポジションを上げて行くのはなかなか難しいですけど、せっかくレッド・タイヤも新しいものが2セットあるので、それをうまく活用できるような展開になることを祈ります。
以上
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