昨日に引き続きディクソンがトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
今日もセント・ピーターズバーグは快晴。プラクティス時の気温は23℃。それが終了時には26℃まで上がっていた。
45分間のセッションで最速ラップをマークしたのは、昨日の午後に続いてスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)だった。ラップ・タイムは1分01秒0240で、昨日の彼のベスト=1分02秒5591を大幅な短縮が達成された。アクシデントによる赤旗中断はなし。フライング・ラップでディクソンはリヤ・タイヤを壁に軽くヒットさせていたが……。
ホンダ勢、トップ6をスウィープ! シボレー勢トップはニューガーデン
2~6番手にはジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=1分01秒6660、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=1分01秒7015、マックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分01秒7477、セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)=1分01秒7634、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)=1分01秒8085とホンダ勢がトップ6を独占した。
セッション終盤寸前にベストタイムを出し、シボレー勢の面目を保ったニューガーデン Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
ホンダ勢は結局トップ10に8人が入り、シボレー・ユーザーはニューガーデンとパワーの2人だけだった。ディフェンディング・チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は11番手だった。
トップ10がコンマ3秒以内、トップ20が秒以内の激戦に
昨日のプラクティスではレッド・タイヤが登場していたが、今日のプラクティスではもうレッドは使えないルール。それでも路面の向上、幾分低い気温と路面温度、セッティングの進歩によって出場全員がラップ・タイムの短縮を果たしていた。そして、トップから10番手のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=1分01秒9166までがコンマ3秒以内にひしめいていた。トップからコンマ5秒だと13番手までが入り、トップ20は1秒以内に納まっていた。
佐藤琢磨はタイヤ3セット投入し17番手に
昨日のプラクティス2で1周もできなかった佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は、今日はブレーキにトラブルが出ることもなく19周を走行。タイヤも3セットを投入した。しかし、ベストは1分02秒4205どまりでポジションは17番手。まだ昨日取った遅れを取り戻せていない。チームメイトたちはロッシが3番手、アンドレッティが6番手、ハンター-レイが8番手と上位につけている。彼らのマシンの仕上がり具合を頼りに予選ではより上位を目指したいところだ。
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「マシンの調子は少しずつ上がって行っています。それでみんなを追いかけて行っているところですね。このセッション中には他のマシンで良かったところをバック・トゥ・バックでチェックしながら、自分たちのマシンで合わせ込んでいました。昨日、僕だけレッド・タイヤを試せていないので、ちょっと厳しい状況ですが、どこまで上がれるか、全力で頑張ります」と琢磨は語った。
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