2017年3月11日土曜日

2017 INDYCARレポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Day1 プラクティス1:今年最初のプラクティスでマルコ・アンドレッティがトップ・タイム

2017シーズン最初のセッションを制したのはマルコ・アンドレッティ Photo:INDNCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
蒸し暑さの中、2017シーズンがスタート!

 雲ひとつない青空の下、汗ばむほどの蒸し暑さの気温27℃で2017年シーズン最初のプラクティスは始まった。サポート・レースのセッションが赤旗で遅れ、予定の午前11時15分ではなく、午後11時29分にグリーン・フラッグは振られた。
 今年最初のアクシデントは、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。直角に近い左コーナー=ターン10でリヤを滑らせて壁にヒット。リヤ・ウィングにダメージを与えてストップ。赤旗が出された。


ホンダ勢がトップ4を独占!トップ10中8台がホンダ!!
 このセッション最速はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)の1分03秒7559。2番手以下は、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分03秒8450、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分03秒8798、ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=1分04秒1506とホンダがトップ4を独占した。
 5番手から10番手は、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、マックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。セブリングでのテストでも速かったガナッシ軍団が4人揃ってトップ10入りした結果、ホンダ勢がトップ10に8人も入った。

16番手の佐藤琢磨「次のセッションが楽しみ」

 アクシデントがありながらもパワーは11番手。佐藤琢磨はアンドレッティ・オートスポートでの最初のプラクティスでは16番手という結果だった。琢磨のタイムは1分04秒8536だった。
 「ターン3が去年までとは大きく変わっています。クルマは手放しで喜べる状況ではないですが、チームの4台はまったく違うセッティングで走っていて、マルコが最速ラップを記録。とても良いラップになっていたということなので、次のセッションが楽しみです」と琢磨は離していた。今年からはレッド・タイヤ(ソフト・コンパウンド)が1セット、予選前までに試すことが許される新ルールが採用されている。琢磨陣営は午後にレッドでの走行にもトライする計画という。

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