アンドレッティ・オートスポートは2日目に走行。佐藤琢磨は4番手のタイムだった Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
2月28日と3月1日の2日間、フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイのショート・コースでインディーカー・チームによるプライべート・テストが行われた。
1日目には7チーム、16台が走った。チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ、チーム・ペンスキー、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング、シュミット・ピーターソン・モータースポーツ、エド・カーペンター・レーシング、デイル・コイン・レーシング(ルーキーのエド・ジョーンズのみ)、AJ・フォイト・レーシングだ。今シーズンの参戦チームで走らなかったのは、なんとアンドレッティ・オートスポートだけだった! アンドレッティは「混雑したコースは御免」とテスト日をズラしたのだ。彼らは6チームが去った後に4台揃って走り込み。1日に走った中から唯一SPMだけが2日もセブリングに残り、3人のドライバーにテストのチャンスを与えた。
フェニックスではまだホンダ・エンジンの感触を確かめる感じだったディクソンだが、セブリングでは圧倒的タイムをマーク。ガナッシ勢が4位まで独占した Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
セブリングのコースはバンピーで、ストリート・コース用のテストを行うのに適していると言われる。もうシーズンの幕開けは間近なため、今回のテストでのパフォーマンスがすぐさま開幕戦セントピーターズバーグ、第2戦ロング・ビーチでのパフォーマンスに反映される可能性は高い。
1日目にダントツのラップ・タイム=51秒13をマークしたのはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)。シボレーからホンダへのマシン・スイッチというハンディを完全に克服してみせたガナッシ軍団は、チャーリー・キンボール(51秒42)、マックス・チルトン(51秒56)、トニー・カナーン(51秒75)の順で2、3、4番手につけトップ4を独占した。
ペンスキー勢は5位~8位に4台並んだ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
初日のタイムは以下のとおり。
1. スコット・ディクソン(ホンダ) 51秒13
2. チャーリー・キンボール(ホンダ) 51秒42
3. マックス・チルトン(ホンダ) 51秒56
4. トニー・カナーン(ホンダ) 51秒75
5. ウィル・パワー(シボレー) 51秒75
6. シモン・パジェノー(シボレー) 51秒77
7. エリオ・カストロネヴェス(シボレー) 51秒79
8. ジョセフ・ニューガーデン(シボレー) 51秒93
9. カルロス・ムニョス(シボレー) 51秒97
10. コナー・デイリー(シボレー) 51秒99
11. ジェイムズ・ヒンチクリフ(ホンダ)52秒01
12. ミカイル・アレシン(ホンダ)52秒04
13. スペンサー・ピゴット(シボレー) 52秒07
14. グレアム・レイホール(ホンダ)52秒13
15. JR・ヒルデブランド(シボレー) 52秒28
16. エド・ジョーンズ(ホンダ) 52秒36
2日目はロッシがトップタイムをマーク! 琢磨は4番手に
Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
自らのマシンをテストドライブに供したヒンチクリフと、ステアリングを握るウィッケンスのカナディアン二人。Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
0 件のコメント:
コメントを投稿