2017 INDYCAR ニュース 3月30日：2018年用・新インディーカー・デザイン発表

ついにベールを脱いだ2018用ユニバーサル・カー。この写真のマシンは2018年のスーパースピードウェイ仕様で、比較のために現行マシンの形状が白線で示されている　Photo:INDYCAR

インディーカーらしいシェイプに注目
テストはこの夏からスタート！
　3月29日にインディーカーは2018年から実戦投入される新しいインディーカー＝出場全チームが使用するワンメイク・シャシーのデザインを発表した。
　「まだ開発中の段階だが、魅力的なルックスを持ち、シミュレーションから得られているデータも目標に合致している。安全性の向上もなされている」とインディーカーの競技及びオペレーション担当社長を務めるジェイ・フライは言っている。テストはこの夏の中頃までには始められる計画だ。

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 　共通シャシーが導入されても、出場チームはシボレーかホンダからエンジンをチョイスすることとなる。しかし、この“ユニバーサル・キット”と呼ばれるボディー・コンポーネンツをダラーラIR-12シャシー（2012年から全チームが使用して来ている）に装着して戦う。
　ユニバーサル・カーも仕様はふたつある。その１はスーパースピードウェイ用で、もうひとつはストリート/ロード/ショート・オーバル用だ。
　新デザインではダウンフォースがマシン下面で主に発生させられるために乱気流は巻き起こりにくく、オーバーテイクがより頻繁に見られることになると期待されている。

　引き締まったデザインでパフォーマンスは高そう。エンジン・カウルが低く抑え込まれている点もインディーカーらしい。ホイールガードはなくなるようで……。