2017年3月23日木曜日

2017 INDYCAR レポート 3月23日:バーバーで1日だけのテスト開催!

プラクティス1で最速ラップをマークしたのは佐藤琢磨!
ウィル・パワーが走行終了間際にプラクティス2及び総合でのトップ・タイムを記録


バーバー最初のセッションでトップタイムをマークした琢磨 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
 インディーカーは3月21日、アラバマ州バーミンガム郊外のバーバー・モータースポーツ・パーク(全長2.3マイル)で1日間の合同テストを開催した。アップ・アンド・ダウンに富み、路面もスムーズな常設ロードコースで速いのはどのチームか、どのエンジン&エアロのコンビネーションか。この地でのレースは4月下旬にシリーズ第3戦として開催される(決勝は4月23日)。参加したのは22台。チーム・ペンスキーがGP オブ・インディアナポリスに出場予定のファン・パブロ・モントーヤのために5台目を用意したため、レギュラー21台プラス1台となっていた。シリーズにタイヤを単独で供給するファイアストンは、今年のバーバーでのレースに向けて新しいスペックを起用する予定で、その新しいタイヤが今回のテストには持ち込まれていた。
プラクティス1は琢磨以下ホンダ勢4台がトップ5に

 プラクティスは2回。午前10時から正午まで行われた最初のセッションでは、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)が1分08秒1705のトップ・タイムをマークした。2番手はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分08秒2163、3番手はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=1分08秒2997だった。4、5番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)とアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)で、ホンダ勢がトップ5のうちの4人を占めた。
 
カーナンバー22となったモントーヤ Photo:INDYCAR (Chiris Owens) クリックして拡大
  6番手はミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=ホンダで、7、8、9、10番手にシモン・パジェノー、ファン・パブロ・モントーヤ、ジョセフ・ニューガーデン、エリオ・カストロネヴェスとペンスキー勢は5人全員がトップ10入りを果たした。つまりは、トップ10で見るとホンダとシボレーは5対5でイーブン。しかし、ホンダの5人が3チームから出ていたのに対し、シボレーはペンスキー以外の2チームにはほとんど期待ができない状況と見ることもできる。

午後のセッション、2番手につけたのはチルトン
 

午後2番手につけホンダ勢トップになったのはチルトンだった Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
  午後2時から夕方5時までのプラクティス2では、パワーが1分07秒7518のベストを走行終了間際に出し、テスト最速ともなった。2番手はフル参戦2年目を迎えるマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)の1分07秒7591(=0.0073秒差!)で、3、4番手にはシボレー勢=ペンスキーのニューガーデンとモントーヤがつけた。
 ホンダ勢はというと、5番手がマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)で、琢磨が6番手。7、8、9番手はディクソン、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)とホンダ勢が続き、10番手はパジェノーだった。午後のトップ5はシボレー3対ホンダ2、トップ10だとホンダ6対シボレー4という結果になった。

 午後のトップ4はコンマ1秒の差に収まり、トップ7がコンマ3秒の内、トップ13がコンマ5秒内という僅差になっていた。開幕戦ウィナーのセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング)は12番手だった。
 2セッションを総合するとパワーを筆頭とするトップ10はプラクティス2と変わらず。琢磨は6番手。プラクティス1の方が速かったのはカナーン、ロッシ、アレシンの3人だ。

 周回数はロッシとジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)の65周が最多で、チャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)27周が最少。琢磨は53周だった。

パワー「ホンダとシボレーの差はとても小さい」


手ごたえを得たパワー Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
  走行を終えたパワーは、「ホンダとシボレーの差はとても小さい。今日はとても多くのセッティングをトライし、幾つか良いものが見つかった。今の自分たちのセッティングはとても良いと思う」とコメント。惜しくもトップを逃したチルトンは、「パワーにトップを奪われたこと以外はとても良い1日だった。とても楽しかった。多くのことをこなせた良いテスト・デイだった。午前中はマシンが決まらずに苦労したが、長いランチ・ブレイクの後にマシンを大きく進歩させることができた」と話した。
以上

1 件のコメント:

  1. テスト結果午前中は琢磨選手がトップ午後はウィルパワーが全日のトップマルコが五番琢磨が六番マルコはテストやレースの予選は良くても本選では良くない3年位優勝が無いので余り気にしてないがディクソンは流石に安定して速いホンダ勢トップはチームの力から予選本選ともディクソンが最右翼だ琢磨選手はあの時インディ500でダリオフランキッティとのトップ争いでスピンした年と同じ位乗れているブラジルで三位今年も開幕戦5位残念なピットストップがなければ三位は間違い無かったチーム内でも速さは本物ハンターレイ、ロッシ、に続けてチーム三人目のインディ500制覇は目前だやはりAJフォイトチームは今回のテストでもトップテンに入れなかったらしい余り悪口は言いたくないが琢磨選手はNO.1に甘え過ぎてチームの力、判断するの見落としていた90F1日本GPで三位に入りすぐベネトンの91セカンドドライバーオファー来たのにローラのNO.1にこだわった亜久里は断りその後は表彰台に上がれなかったベネトンに入って入れば日本人初優勝もあったかも知れない少なくとも表彰台の常連には成れただからこの失われた3年間取り戻して琢磨選手には頑張って欲しい

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