ニューガーデンがペンスキー入りの挨拶代りにオープンテスト最初のトップタイムをマーク Photo:INDYCAR(Joe Skibinski) |
さぁ、始まりました、2017年ヴェライゾン・インディーカー・シリーズ。昨年は正午から3時まででしたね、最初のテスト・セッション@フェニックスは。今年は午後1時からで、4時まで。1時間遅れになってます。
気温27~28℃。さすがフェニックス。温かい。半袖でも過ごせるほど。レースは4月下旬なので、もうメチャ暑くなります。
で、最初のセッションですが、昨年の最速は19.5858秒=エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)でした。今年はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップ。タイムは19秒3511と、いきなり速いです。エアロ・パッケージ凍結で、熟成させて来ているマシンですからね。ファイアストンのタイヤ、今年のフェニックス用はスペックが新しくされてるようです。それはタイムにどれぐらい影響を与えるもんなんでしょうか? 昨年はテストからレース・ウィークエンドの予選までで大きなスピード・アップがありましたが、今年はそこまでの伸びしろはないんじゃないか……と思われますが。
2番手はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)。昨年までのニューガーデンのチーム・オーナー、惜しくもトップを取れず。それも、僅かに0.0141秒の差で。
3番目にはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)=19.5041秒。
4番手はJR・ヒルデブランド(エド・カーペンター・レーシング)。レギュラー復活はパンサー・レーシング時代(2012年)以来ということもあってか、ガンバってます。トップはペンスキーとカーペンターが分け合ったカタチです。この4人は0.2秒の差に収まってました。
ホンダ勢最上位は5番手につけたロッシ
琢磨は53周走行して51周目にベストラップを記録
5番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=19.6108秒で、こちらがホンダ勢のトップ。昨年のテストでも最初のセッションでのホンダのトップは5番手でした、ドライバー&チームはグレアム・レイホールとレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングってコンビネーションでしたが。彼らのタイムは19秒8501で、トップとの差は0.2643秒。今年の差は0.2597秒。
6番手はマルコ・アンドレッティで、7番手は佐藤琢磨。ロッシから3人続けてアンドレッティ・オートスポートのドライバーですね。アンドレッティまでがトップから0.3秒以内。
昨年はAJ・フォイト・レーシングで走っていた琢磨。昨年の最初のセッションでは20秒3268がベストでしたが、今年の場合、走り出して11周目には19秒9958をもうマークしてました。最終的に琢磨は最初のセッション中に53周を走って、51周目に19秒6843のベストを記録。もう1人のチームメイト、ライアン・ハンター-レイは19秒8184で11番手でした。
セバスチャン・ブルデイとエド・ジョーンズ(どちらもデイル・コイン・レーシング)が8、9番手につけ、10番手は昨年度チャンピオンにシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)=19秒7440。
ホンダにエンジンをスイッチしたチップ・ガナッシ。ディクソンはホワイトボディーで登場 Photo:INDYCAR (Chris Jones)クリックして拡大 |
レイホールは20秒0879のベストで16番手のスロー・スタート気味でした。
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