2016年9月21日水曜日

2016 INDYCAR ニュース 9月20日:ジョセフ・ニューガーデンがチーム・ペンスキー入りか?

昨シーズン2勝、今シーズン1勝。テキサスでの骨折にもかかわらずランキング4位につけたニューガーデンの実力は本物。ペンスキー入りとなれば、ファンが待望したアメリカ人のペンスキー・ドライバー誕生となるが…… Photo:INDYCAR (Joe Skibinski)  
ペンスキーから放出されるのはモントーヤ!?

 エド・カーペンター・レーシングとの単年契約がシーズン閉幕とともに終了するジョセフ・ニューガーデン(25歳)は、2017年はロジャー・ペンスキー率いるシリーズ最強チームで走ることとなりそうだ。

2016年9月20日火曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その4:「自分たちは来年、今シーズンよりもずっと良くなると思ってます。全車同じ新エアロが導入される2018年につなげるために、来年シッカリ走れるような準備をしたいですね」

「これで辞められない!ここで辞めたらもったいない!!」

――来年は、どうでしょうか?

佐藤琢磨:コレで辞められないですよ。ここで辞めたらもったいないですよね。どんどん後退したまま終わっちゃうみたいだから。やっぱりもう1回、シッカリと上位で戦って行きたいと考えています。

2016年9月19日月曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その3:「大きなトライができたシーズンでした。今までなら考えつかなかったり、やれなかった部分でたくさんトライできました」

「チームとしてはリザルト以上に進化を遂げたシーズンでした」

――次に、今シーズンを振り返ってください。ストリートでは奮闘していましたね?

佐藤琢磨:だから、ストリートが少ないですよね。ボストンはなくなっちゃったし。相変わらず、イジメが続いてますね。

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その2:「8番手まで上がってたところでみんなと同じストラテジーになる展開になってたら良かったですけどね。だけど全ラップ思い切りプッシュしていたし、精一杯がんばりました」

「ヒンチクリフとのバトルは、やっつけたかったですね」

――最後はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)とバトルになりました。

佐藤琢磨:はい。前にジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がいたんですが、どうも前のクルマに近づくと厳しいですね。なかなか近づけなくて。アソコのバトルでは相手をやっつけたかったですけど、ちょっとスピードが足りなかったですね。

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その1:「イエローが出る前に上位陣が全員ピットした。自分たちにとっては最悪の状況になりました」

レッドを履いてのスタート・スティントでアンドレッティ勢とポジションを争う琢磨。想定以上にマシン状態がよく、ピットインを少し引っ張る作戦に変更 Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
「スタートが良かったので少し引っ張る作戦に変わりました」

Jack Amano(以下――):スタートでの混乱はうまく潜り抜けましたね?

佐藤琢磨:そうでしたね。1コーナーで順位を上げて、7コーナーのアクシデントもうまく潜り抜けたので、数ポジション・アップできました。今日のウォーム・アップ後に話した通り、ちょっとスタートのデキが良かったので早目にピットに入る作戦から、少し引っ張る作戦に変わりました。レッド・タイヤ装着でしたが、前を行くクルマに離されることなく走れていたので、戦略としては、あの時点で4ストップになりそうな感じがしていましたね。

2016 INDYCAR レポート 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝:パジェノーが5勝目を挙げてチャンピオンに

パワーに付け入る隙を与えぬポール・トゥ・フィニッシュでパジェノーがタイトル獲得! 今シーズンは通算5勝、7PPという圧倒的な強さだった Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 文句のつけようのない新チャンピオンが誕生!

 開幕2戦目にポイント・リーダーとなり、そのポジションを保ち続けて最終戦を迎えたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は、ポール・ポジションから優勝を飾り、念願だったインディーカー・チャンピオンの栄冠を手にした。7回のポール・ポジションと5回の勝利は、どちらも今シーズンの最多。正真正銘の、文句のつけようがない王者の誕生となった。

2016 INDYCAR レポート 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day スタート・タイヤ:22人中21人がNEW オルタネートでスタート

 プライマリーはデイリーのみ! ここまで偏るのはかなり稀なケースだが、 USEDもキンボールひとりだけ。コチラも超・希少。
1    シモン・パジェノー NEW オルタネート
2    エリオ・カストロネヴェス NEW オルタネート
3    ファン・パブロ・モントーヤ NEW オルタネート
4    ウィル・パワー NEW オルタネート
5    グレアム・レイホール NEW オルタネート
6    ライアン・ハンター-レイ NEW オルタネート
7    スコット・ディクソン NEW オルタネート
8    アレクサンダー・ロッシ NEW オルタネート
9    セバスチャン・ブルデイ NEW オルタネート
10    ジョセフ・ニューガーデン NEW オルタネート
11    ミカイル・アレシン NEW オルタネート

12    チャーリー・キンボール USED オルタネート
13    トニー・カナーン NEW オルタネート
14    マルコ・アンドレッティ NEW オルタネート
15    佐藤琢磨 NEW オルタネート
16    カルロス・ムニョス NEW オルタネート
17    ジャック・ホウクスワース NEW オルタネート
18    マックス・チルトン NEW オルタネート
19    スペンサー・ピゴット NEW オルタネート
20    ジェイムズ・ヒンチクリフ NEW オルタネート

21    コナー・デイリー NEW プライマリー
22    RC・エナーソン NEW オルタネート
 以上   

2016 INDYCAR レポート 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day プラクティス・ファイナル:最速はジョセフ・ニューガーデン。佐藤琢磨が3番手

予選10番手のニューガーデンがプラクティス・ファイナルでトップ・タイムをマーク Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) 
気温27℃!週末で一番の暑さの中で迎えたファイナル・プラクティス

 30分間のプラクティス・ファイナルは午前11時30分からと遅いスタートだった。この前にピレリ・ワールド・チャレンジというGTカー・カテゴリーのレースが行われたのと、インディーカーのレースのスタートが午後3時50分と遅いためだ。
 気温は27℃と、金、土曜の午前中のプラクティスよりも明らかに暑いコンディションで今日の走行は始まった。路面温度はすでに40度を越えており、セッション終了時には43℃となっていた。昨日の予選での路面温度の最高は47℃だった。今日は週末で一番の暑さとなる予報が出ており、レース・スタート時の気温は、昨日までの最高の34℃を越す35℃以上になる可能性がある。

2016年9月18日日曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day2 予選:「明日はストラテジーを使って、チャンスがあった時にキッチリとものにできるような状況で走りたいと思います」

レッド2セット投入もわずかに及ばずセグメント1敗退。予選15位となった琢磨だが、明日の決勝ではタクティクスを駆使して上位進出を目指す Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
「自分たちなりにまとめ上げましたが
競争力が一歩足りませんでした」


Jack Amano(以下――):レッド・タイヤを連投していましたね?

佐藤琢磨:過去数戦、予選ですーっと、本来の予選を戦うべき姿になっていました。そうした中で、今日の自分たちは、自分たちなりにまとめ上げた方だと思います。ただし、非常にフィールドがタイトだったことで、競争力が一歩足りなかった、及ばなかったというところでしたね。

2016 INDYCAR ニュース 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day2 予選:ポール・ポジションはシモン・パジェノーが獲得

パジェノー、会心の走りでポール・ポジションを獲得!タイトルに向けて前進!! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
パジェノー、ユーズド・レッドでレコード・タイム更新

 最終戦グランプリ・オブ・ソノマの予選でポール・ポジションを獲得したのは、ポイント・リーダーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。予選のセカンド・セグメントをユーズド・レッド・タイヤで戦いながらトップ6入りを成功させたエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)がファイナル・セグメントでアドバンテージを持っており、アタック1周目で1分16秒4134という今日の最速ラップをマークしてトップに立った。それをパジェノーはユーズド・レッド・タイヤ装着で破ってみせた。


2016 INDYCAR ニュース 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day2 プラクティス3:マルコ・アンドレッティが最速!佐藤琢磨、12番手に浮上

マイケル・アンドレッティ、今年のインディー500のプラクティス1以来のセッション・トップ・タイムを記録 Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大
マルコ、インディーカー初優勝の地で久々のトップ・タイム
アンドレッティ―勢、セットアップ好調

 マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)がプラクティス3で最速ラップをマークした。昨日エリオ・カストロネヴェスの記録したベスト=1分16秒6678を破る1分16秒3053を9周走ったうちの5周目に叩き出したのだ。もちろん、昨日のプラクティス2での路面温度の最高が45℃だったのに対して、今朝の最高は38℃と低かったが、ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)=1分16秒3756、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分16秒4339を抑えてトップとなった。


2016 INDYCAR 佐藤琢磨ニュース 9月17日:チーム・ペンスキーのシモン・パジェノー、来年の10レースでメナーズがスポンサーに

Photo:Menards
第101回インディー500もメナーズ・カラーで出走!
 今年からチーム・ペンスキーのスポンサーとなり、シモン・パジェノーのマシンを5レースで彩ったメナーズが、来る2017年は10レースでメイン・スポンサーを務めることが、今日ソノマ・レースウェイで発表された。この10戦の中にはもちろん第101回インディー500が含まれる。ペンスキーとメナーズの契約は、2017年以降にまで続くものになるという。

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Day1 プラクティス2 :「厳しいセッションでしたが、クルマの動きは良くなっているところもあるので、明日は足りなかったところを埋めて走りたいです」

「バランスとグリップ感をもう一段上げたい」
Jack Amano(以下――):気温、路面温度ともに上がったプラクティス2はどうでしたか?
佐藤琢磨:なかなか厳しいセッションでしたね。ニュー・タイヤのおいしいところをすべて使ったという感じではないので、出し切ってない感はあります。それでも、バランスとグリップ感は両方とももう一段上げたいですね。