昨日、インディーカーはウィスコンシン州エルクハート・レイクのロード・アメリカで第10コーラー・グラン・プリを開催中に、248周のうちの71周でストップしている第9戦ファイアストン600について、8月末の開催時のルールやスケジュールの詳細を発表した。
・レース開催日は8月27日(土)。
・42周でクラッシュしたコナー・デイリー(デイル・コイン・レーシング)とジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)は出場を認めない。
出場できるものと見られていた2人だが、インディーカーとしては、あのアクシデントで両車ともシャシー及びエンジンへのダメージがとても大きかったため、修理を施してレースに戻ることはもう不可能な状況に陥っていた、と考えたのだ。
2016年6月25日土曜日
2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第10戦 コーラー・グランプリ Day1 プラクティス2:「レイホールに対して0.7秒の遅れになっているワケだけど、そこにテストをやったかやらないかの差が出てると思う」
Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):午後も1時間15分の走行時間でしたが?
佐藤琢磨:少し良くなりましたね。でも、やっぱりテストに来ていないしわ寄せは大きいね。全然セッティングが進まない。ちょっとずつしか進まない。
――テキサスの後にワトキンス・グレンも行ってるチームがあったんですね?
佐藤琢磨:そうだよ。
――すごい、狂ってるってぐらいのハード・スケジュールですよね?
佐藤琢磨:ウチらのテストに行かないことの方が狂ってる。
――みんなが行くテストには行かないと。
佐藤琢磨:ホントにそう。
2016 INDYCARレポート 第10戦 コーラー・グランプリ Day1 プラクティス2:プラクティス2最速、そして今日の最速はグレアム・レイホール
プラクティス1で万足に走れなかったレイホールだが、プラクティス2で初日トップタイムをマークする Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
午後のプラクティス2も1時間15分の長さで行われた。気温は少し上がって26℃。グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が1分43秒を切らんとする好タイムをマークし、セッションのトップ、そして今日の最速ドライバーとなった。
2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R10 コーラー・グランプリ Day1 プラクティス1:「ロード・アメリカはずっと気になってたコース。走ってみたら、速いし、すごくクラシックなタイプで、かなり攻めがいがあります」
「ロード・アメリカは好きなタイプのコース」と語る琢磨。走り出しは18番手 Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):長いコースですが、最初のプラクティスはどうでしたか?
佐藤琢磨:そうですね。ロードコースは久しぶりです。先週ここにテストに来れなかったので、色々なところを探りながら……という感じでした。
――好きなタイプのコースですか?
佐藤琢磨:そうですね。
――タイヤは1セットしか使わなかったようでしたが?
佐藤琢磨:そう。2セット目に行く予定だったんですけど、ちょっと色んなところでモタついてプログラムが進まなかったので。まぁ、おそらく次のセッションでは行けます。
2016 INDYCAR レポート R10 コーラー・グランプリ Day1 プラクティス1:最速はシモン・パジェノー
パジェノー、またしても走り出しトップ・タイム! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
今日は1時間15分のプラクティス・セッションが2回スケジュールされている。
天候は朝から快晴。気温は24℃で午前中の1回目のプラクティスは始まった。
最速はシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が1分43秒4804のベスト・ラップを記録した。11周走ったうちの7周目のことだった。
2016 INDYCAR レポート R10 コーラー・グランプリ:ロード・アメリカもエントリーは22台
ディクソン、衝撃的なニュー・カラーリングでロード・アメリカに登場 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
ウィスコンシン州エルクハート・レイクのロード・アメリカでアメリカン・トップ・シングル・シーターのレースが行われるのは、2007年のチャンプカー・シリーズ戦以来となる。チケット・セールスは順調なようで、今週末のコーラー・グランプリは賑やかなイベントとなりそうだ。
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