2016年9月1日木曜日

2016 INDYCAR ニュース 8月31日:ジェイムズ・ヒンチクリフのマシンに違反発覚

188周のリードラップという圧倒的な走りを見せたヒンチクリフだったが…… Photo:iINDYCAR (Chri Owens) クリックして拡大
エントラント・ポイント、ドライバーポイント25点の剥奪処分に
 インディーカーは今日、先日テキサス・モーター・スピードウェイで行われたファイアストン600のレース後の車検で、2位フィニッシュしたジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)のマシンが、ルール14.6.8.2.2に違反していたと発表した。インディカーは彼らのエントラント・ポイント、ドライバー・ポイントの両方から25点をペナルティとして剥奪するという。
スキッド・プレートが規定以上に摩耗

 インディーカーのコンペティション及びオペレーション担当社長のジェイ・フライは、「レース後の車検で、5号車のスキッド・プレートは磨耗しており、ルールに抵触しているの判定に至った。そうなることでパフォーマンスに関するアドバンテージが得られることと、安全性の確保が危ぶまれる。彼らのマシンのドームは、その効果が得られないレベルまで磨耗していたのだ」と説明している。レース中、ヒンチのマシンだけが他のマシンよりも多くの周回に渡って火花を散らしていた。それだけ車高が低く設定されていたということだったと思われる。
 グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が最終ラップにヒンチをパスして優勝したレースだったが、あのままヒンチがトップでゴールしていたら、もっと大きな問題になっていた。

以上

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