2016年9月19日月曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第16戦 ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマ Race Day 決勝 その2:「8番手まで上がってたところでみんなと同じストラテジーになる展開になってたら良かったですけどね。だけど全ラップ思い切りプッシュしていたし、精一杯がんばりました」

「ヒンチクリフとのバトルは、やっつけたかったですね」

――最後はトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)とバトルになりました。

佐藤琢磨:はい。前にジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)がいたんですが、どうも前のクルマに近づくと厳しいですね。なかなか近づけなくて。アソコのバトルでは相手をやっつけたかったですけど、ちょっとスピードが足りなかったですね。

――ペース的にはコンペティティブなものを出せるけれど、オーバーテイクまで行くのが難しいクルマになっていた、と。

佐藤琢磨:はい。

「今回、展開の恩恵を受けられなかったのは残念ですけど
今年何度か恩恵を受けてきたので仕方が無いとも思います」


――15位スタートでトップ10圏内を走っていたんですが、展開が今回は味方をしてくれなかった。

佐藤琢磨:そうですね。8番手まで上がってたところでみんなと同じストラテジーになる展開になってたら良かったですけどね。それはもう本当にタイミングだけの問題なんですよね。タイミングでそうなったかもしれないですけど、まぁ、今年のコレまでのレースで何度か恩恵を受けて来たこともあるので、今回もそうならなかったのは残念ですけど、仕方が無いとも思います。

「エアロキット2年目で、どのチームもコンペティティブ
本当にちょっとした差しかなくて抜けそうで、抜けない」


――結果は出せませんでしたが、ソノマでの戦いぶりはレベルを上げて来ていますよね?

佐藤琢磨:一昨年は4位。ストラテジー的には勝てたかもしれない4位でした。昨年は最後尾から追い上げて8位。今年も期待値は戦ったですけど、まぁでも本当に、エアロ・キット2年目でどこのチームも本当にコンペティティブになって、僕らもそれなりに前進してるんですけど、本当にどんぐりの背比べになって来たというか、ちょっとした差しかなくて、抜けそうで抜けないですね。今日の自分たちのストラテジーは、どっちかっていうと散々のグループでしたよね。

――裏目、裏目に出ていた。

佐藤琢磨:そうでした。だけど全ラップ思い切りプッシュしていたし、疲れました。リザルトは良くないですが、精一杯戦いました。
(その3に続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿