初日のトップタイムを譲らなかったカストロネヴェス。チームペンスキーとしてランキング1-2-3を目指す Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大 |
プラクティス1に最速ラップ=1分17秒3298をマークしていたエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)が、午後のプラクティス2では1分16秒6678を叩き出しして2セッション連続トップとなった。走行ラップ数は11周と今回も少な目だった。
「マシンがコンディションにマッチした仕上がりになっている。先週のテストを終えた時点で、今回のレースに対する自信を掴んでいた。多くのテスト項目をこなせたからだった。今日最速だったのは、その成果だ。今日は先週のテストの続きといった感じ。物事はすべて順調に進んでいる。チャンピオン争いをする2人は、2人それぞれが自分に与えられた課題を解決しなければならない。しかし、もし自分が力になり、結果としてチーム・ペンスキーのランキング1-2-3が達成できたなら、それが最高のシナリオだ。自分にはタイトル獲得の可能性はないけれど、チーム・ペンスキーの創立50年に相応しい結果と言える」とカストロネベスは語った。
ペンスキーの3人だけが16秒台をマーク
2番手につけたのはポイント2位につけるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。プラクティス1ではエリオと同じく4周しか走らなかったウィルだが、プラクティス2では13周を走行。ベストは1分16秒7072だった。エリオとの差は0.0394秒しかなかった。
Photo:INDYCAR (Richard Dowdy |
3番手はポイント・リーダーのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。ベストは1分16秒9757だった。チーム・ペンスキーのドライバーたちだけが1分17秒を切って1-2-3。これはシボレーのトップ3独占でもある。
アンドレッティ。オートスポート勢、ここにきて好調
4番手に来たのはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。ベストは1分17秒0569。トップとは0.3891秒の差があるが、3番手のパジェノーとの差は0.0812秒と小さい。
5番手はハンター-レイのチームメイトのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=1分17秒0817。アンドレッティ勢の好調は保たれている。
6番手はファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)=1分17秒1836、7番手はカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)=1分17秒1905、8番手はセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)=1分17秒1968。この3人のタイム差は僅かに0.0132秒!
若手二人が元気なチップ・ガナッシ
9番手はチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)で、10番手はマックス・チルトン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)と、G2(ガナッシ第2チーム)の若手コンビが大先輩2人より速いラップをマークした。2005年ソノマ・ウィナーのトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ/優勝時はアンドレッティ・グリーン・レーシング)は1分17秒4262がベストで14番手。2014、2015年の2年連続でソノマで優勝しているスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)は1分17秒7009のベストで16番手だった。
佐藤琢磨、午前中のベストを更新できず17位
使えるタイヤセットの中でのセッティング向上に苦心
Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
プラクティス1で3番手だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、プラクティス2では中古タイヤのみの走行だったこともあって、20番手に沈んだ。プラクティス1で6番手と好調に見えていたミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)もプラクティス2では21番手のブービー賞だった。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿