Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
Jack Amano(以下―-):レッド・タイヤで走るチームも多かったプラクティス・ファイナルでしたが、佐藤選手はブラックでの走行でした。
佐藤琢磨:レッドはなかったので。
――レース用にスクラビングはしていましたね?
佐藤琢磨:はい、しました。
――ブラック・タイヤ使用でのプログラムと、得られた成果は?
佐藤琢磨:そうですねぇ、ボチボチですかね。まぁ、あんまりシックリは来ていないんですよね、ハッキリ言って。でも、どうだろう? 今から幾つかの点を見直したいですね。クルマは「コレだ!」って感じじゃないんです。
――昨日までの方が良い感じがあった?
佐藤琢磨:うーん……そうですね。
――また違うセッティングをトライした結果、望んだのと違った方向に行っている?
佐藤琢磨:それもあるけれど、あとはコンディションの変化ですね。それから燃料。フル・タンクでの変化がこういうコースではすごく大きい。ウェイト・ペナルティっていうのかな?……がすごい大きくて結構バランスが変わっちゃう。それに苦労してましたけど、レースに向けてはそこもキッチリさせて行かないとならないですね。
――スティントの中でクルマが大きく変わってしまう?
佐藤琢磨:そうですね。
「レース・ペースは1分25秒ぐらい!? すごいフィジカルですよ」
――レース・ペースはどのぐらいを想定していますか?
佐藤琢磨:どうだろう? 今の僕が1分24秒5でした。だから1分25秒ぐらいですか?
――そのペースでの60周っていうのは、かなり……
佐藤琢磨:フィジカルですよ。ものすごい。
――イエローを期待したいですね。
佐藤琢磨:僕らは展開的にイエローが絶対に必要だから。後ろから追い上げるにはイエローを使うしかないから。
――1回うまく使えれば。
佐藤琢磨:そうですね。
――体力的に厳しいレースでは、終盤にミスをするドライバーーも出る?
佐藤琢磨:最後にスタミナが切れちゃったら、アクセルを踏んで行けない。体力がなくなってミスをする可能性は十分にある。
――そこがチャンスですね?
佐藤琢磨:そう。チャンスになるかもしれない。よし、頑張ろう!
以上
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