2016年7月24日日曜日

2016 ジャック・アマノのインディーな一日 ロード・アメリカ編:ミシガン湖のほとり、シボイゲンで二晩続けてピッツェリアに

こちらがロード・アメリカの宿泊地、シボイゲンのピッツェリアで食したサラダ。トマトにバジルにモッツァレッラ・チーズ。バルサミック・ビネガー&オリーブ・オイル=パーフェクト? トマトやや若過ぎ Photo:Masahiko Amano
ロード・アメリカへの道すがら、ミルウォーキーなき今シーズンを思う
 イリノイ州のシカゴから北上してウィスコンシン州へと向う。ミルウォーキーとの間には巨大アウトレット・モールが西側、絶叫系乗り物の多い遊園地=シックス・フラッグスが東側ある。同じ出口。
 建築好きならレイシーンという町を訪れ、彼の作ったSCジョンソン(編集部注:日本のジョンソン株式会社の本社)の社屋を見学するツアーがお勧め。ただし、事前予約が必要。ネットで可能のはず。
 ミルウォーキーを越えるとカントリー感が一気に増す。その道々、「しかし……」とか走りながら思う。「なんでアメリカのファンは伝説のオーバル=ザ・ミルウォーキー・マイルのレースが好きじゃないのか。レースはほぼ毎年オモシロいものになってたのに……」。残念なコトだ。マイケル・アンドレッティが諦めちゃったから、来年の開催とかは無理なんだろうけど、近々に是非とも復活して欲しい。



ピッツェリアの店内。アメリカ的なブースがズラッと並んではいるものの、天井には絵が。現代版フレスコ画ってことね Photo:Masahiko Amano
一方、今年大人気だったロード・アメリカは、早くも来年の宿泊費大高騰
 ロード・アメリカのレースは、ミシガン湖畔のシボイゲンて町に泊まれたらベスト。そりゃ、少しシボイゲンより少し内陸のコーラーの方がコースには近いけど、アメリカン・クラブってホテル、バカ高いんで。シボイゲンに取れなかったら、コースから東側に進むと、フォン・デュ・ラックって更に小さな町もある。

 今年のホテルはシボイゲンの街外れにあるヤツで、去年テストの行われた頃に予約してたから、メッチャ安くて済んだ。ところがだ、レース開催期間中に来年のスケジュールが発表されるや、一気にホテルの値段は3倍近くまで急上昇。「しまった! 先に予約しとくべきだった」と言っても後も祭り~。今年のレース、爆発的人気になってたもんなぁ。だからって、安モーテルに200ドルとか300ドルは払いたくない。来年はシボイゲン、諦めざるを得ないか……。

シボイゲンのセンスの良いピッツェリアを満喫!
来年はサーキット・グルメ探訪も

 
前菜美味しいのは嬉しいけど、ちょと困る。豆を使ったスープがオイシかったが、ピザが来る前に結構お腹膨れて来てた Photo:Masahiko Amano

 シボイゲンでのディナーは、2晩続けてピッツェリアにて。おかげで4種類のビザをトライできた。前菜とした頼んだズッパ・エ・インサラータ(スープ&サラダ)も上々。輸入食品を多く扱うデリもやってたりと、センスがいいんですよ、ここのオーナーさん。道の反対側にイタリアン・レストランも経営してて、そちらは少し高級志向なんだとか。来年トライすべき店ができたのは朗報です。
これは2晩目のピザx2。手前がカプリチョーザで、奥はマルガリータっぽく見えるけど、シンコ・フォルマッジ=チーズ5酒。写真映りよりクラストは薄いデス。そこが好き。シカゴ・ピザとかブ厚過ぎで好きになれない Photo:Masahiko Amano
 サーキットではブラット・ワーストってソーゼージを食べて。知らなかったけど、コース敷地内でも店によってソーセージの生産者が違って、当然味も違ってるんだって。ホント?? 未確認。ロード・アメリカに初めて着たのは、まだ編集部員時代の1987年だったが、仕入れ先が違うなんて発想が全然なかった。サーキット内ならどこも同じと決めてかかってた。記憶を辿ると、いつも同じ店で食べていた。パドックの真ん中の店だ。ボーイスカウトが店員さんやってる年とかも結構多くあったなぁ。来年はパドックから遠い店で食べてみないと。こちらにもトライすべき項目ができたってコトだ。

 ロード・アメリカはノベルティ・グッズの趣味もいい。ついついアレコレと買いたくなっちゃう。金曜の時点でMサイズ以下が売り切れてたTシャツとかもあった。
以上

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