PPこそ逃したが、カナーンは夕方のプラクティスでも速さをアピール Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
30分間のファイナル・プラクティスは午後6時15分スタート。明日のレースは午後4時40分。ちょうどレースが終わるぐらいの時間帯に走行は行われた。気温は最初から最後まで29℃。明日は今日より暑くなるという予報だ。
このセッション最速は、今朝のプラクティスでも最速だったトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)で、ただ1人18秒を切った17秒9695をマークした。
ジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)が18秒0191で2番手。彼はプラクティス1が3番手、予選が2位で、プラクティス・ファイナルが2番手と上位で安定している。
3番手はポール・シッターのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)=18秒0412で、4番手はエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)も同様で、コチラがプラクティス・ファイナルでは4番時計=18秒0432。
ヒンチクリフ、予選の苦境を跳ね返し5番手タイム!
予選最下位から浮上してきたヒンチ。決勝が楽しみだ。アレシンはファイナル・プラクティス6位、予選はホンダ勢最速の9位 Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
予選で振るわなかったセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)が7番手で、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が8番手。9番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。このセッションではホンダ・ドライバー3人がトップ10入りしていた。
会見に臨むAA勢。表情はイマイチ!? Photo:INDYCAR (Chris Jones) |
佐藤琢磨は18番手「スティントの終盤で強いクルマになりました」
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は16番手。プラクティス1で使ったタイヤでロング・ランを重ね、ベストは18秒3281。トップとの差は0.3586秒あった。チームメイトのジャック・ホウクスワースは18秒4266で21番手のブービー賞だった。
琢磨は、「フィーリングは好かったけれど、ダウンフォースをつけ過ぎていたのか、ドラッグが大きく感じた。それでも、ラップ・タイムは安定していたし、“スティントの終盤で強い”という感じのクルマになっていたと思います」とコメントしていた。今年はターン3のバンプがより大きくなっていて、前を行くマシンのイン側に自分のマシンをオフセットして走るのが難しくなっているため、ダウンフォースを大きくしていないと、そこでの走りが厳しくなるということなのだという。なかなか抜かれないが、前に出て行くのも難しい……というのが琢磨の現在のマシンの状況。明日のレースは今のセッションより暑いコンディションでの戦いとなる予想なので、ここからどれだけの調整を加えてレースに臨むことになるのか。微妙なさじ加減が勝負に大きく影響しそうだ。
以上
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