Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
レース#1を前にして行われたプラクティス2は、少し風こそ吹いていたものの、昨日同様に暑さの中で行われた。午前中だというのに、走行開始時刻で気温は26℃と、昨日の予選と同じレベルに達していた。
30分間のセッションで最速ラップとなる1分14秒6464をマークしたのは、昨年バーバー・モータースポーツ・パークでキャリア初優勝し、2勝目をトロントのストリートで挙げたジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)だった。彼の予選順位は14位と、トップまで上がって行くのは簡単ではなさそうだが……。
2番手は予選6位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)の1分14秒8319。3番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=予選15位で、4番手はポール・シッターのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。ここまでの4人が1分15秒を切るラップ・タイムを記録していた。
パワー、またしてもペンスキー最下位
予選3位のファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が、5番手につける1分15秒2330をマークと、仕上がり良好の様子。予選2位だったエリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)は、1分15秒5552のベストで9番手だった。
ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は予選と同じく、今日のプラクティスでもチーム内で最下位の11番手だった。パジェノーの好調ぶりとは実に対照的だ。シボレーの地元デトロイト、そして、ロジャー・ペンスキーがプロモーターのレースで今日、あるいは明日勝つことができれば、今の悪い流れを断ち切れるかもしれない。パワーはもう1年以上勝っていない。こんな事態になるとは、2年前までは考えられなかったが……。
佐藤琢磨は16番手!ホウクスワースも19位
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)はブラックとレッド、両方のタイヤを試したが、ベストは1分16秒0275で16番手。チームメイトのジャック・ホウクスワースも19番手に沈んでいた。
デトロイトでは、予選でも、今日のプラクティス2でもルーキーの苦戦ぶりが際立っていた。予選最上位はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の17位で、プラクティス2でもスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)の15番手がベストだった。
以上
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