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インディー500の翌週はデトロイト……というカレンダーもそろそろ定着した印象? 今年で5年目。ダブルヘダーは4年目。去年からはシリーズ唯一の2レース開催イベントになっている。
今日のプラクティスは午前中に1回のみ。午後はもうレース#1用の予選が行われる。プラクティスは1時間15分がスケジュールされていたが、赤旗が頻発して走れない時間が15分もあった。短過ぎる1時間弱の走行で各チームとも予選用のセッティングをひねり出さねばならないワケだ。天候は快晴。気温は走行開始の午前10時45分で23℃。セッション終了時には25℃になっていた。
パワー、自身のコース・レコードを大幅に更新
トップ・タイムとなる1分15秒0197をマークしたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。去年パワー自身が記録したレース#1用予選でのコース・レコード=1分16秒0941を大きく上回るラップ・タイムで、2番手につけたチームメイト、エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー)に0.5600秒の差をつけてみせた。パワーは2014年のレース#1で優勝している。
3番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分15秒7543。パワーには0.7345秒もの差を突きつけられた。エリオとの差は0.1746秒だったが……。彼は2012年のウィナー。
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ストリートでの強さを見せるシボレー、トップ4を独占
チーム・オーナーのロジャー・ペンスキーがプロモーターのイベントで、チーム・ペンスキーのドライバー4人のうちの3人がプラクティス1でトップ4につけた。今年の彼らはチーム設立50周年。シボレーの地元デトロイトでもあり、彼らは優勝に向けておおいに意気込んでいる。ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)は13番手タイムを出すにとどまったが、いつもどおりのマイ・ペースぶりだとも言える。
モントーヤはチームメイトたちから離れたポジションだったが、シボレー軍団がこのセッションでのトップ4を占めた。相変わらずストリート・コースでのパフォーマンスはホンダのそれを完全に明確な差をつけている。
グレアム・レイホールも今回は紺色のカラーリングに Photo:INDYCAR (Chris Owens) |
7番手は去年のデトロイト・レース#1ウィナーのセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)。彼の1分16秒0735までがコース・レコードより速かった。
佐藤琢磨、21周を走行して11番手タイム
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第100回インディー500ウィナーのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)はベル・アイルは初走行で、パワーに2秒以上の差がある19番手だった。彼のマシンは今週末までNAPAオート・パーツのスポンサーシップが延長されている。このまま全レースでサポートすることになればいいが……。
今回からエド・カーペンター・レーシングは20号車もストリート/ロードコースにエントリーさせることとなった。乗るのはスペンサー・ピゴット。アメリカ人ドライバーに拘るエドのチームは、若いピゴットにチャンスを与えることを決めた。インディ500でジョセフ・ニューガーデンが乗ったのと同じ濃い目の青メインのカラーリング。スポンサーはプリファード・フリーザー・ザービス。
「コースが年よりすごくバンピーになってて、最適のライドハイトを見つけ出すまでに時間がかかってっしまった。複数の項目を同時にテストしていたので、データの解析が大変た」と琢磨はセッティング時間の少なさを嘆いていた。
マニェッティ・マレリの青いカラーリングでムニョスはイメージ一新 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
以上
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