従来型フロントウイングでファイナル・プラくティスを走行するニューガーデン Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
今週末にシボレーは新しいストリート/ロードコース及びショート・オーバル用フロント・ウィングのエンドプレートを導入したが、それを今朝のウォーム・アップでは装着していないマシンが見受けられた。昨日の予選では、エド・カーペンター・レーシングの2台が従来型ウィング・エンドプレートで走行していたが、今日はその台数が増えていた。
昨年から使用している、ウィング外側に垂直に立ち上がるヴェインを持たないバージョンで走っていたのは、ポール・シッターのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、エド・カーペンター・レーシングのジョセフ・ニューガーデンとJR・ヒルデブランド、セバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)、マット・ブラバム(ピルテック・チーム・マレイ)。
同じチームでも新型と従来型にユーザーが別れていたのがチーム・ペンスキーで、パジェノー以外の3人は新型で走行。チップ・ガナッシ・レーシング・チームズは、スコット・ディクソンとマックス・チルトンが新旧両方のエンドプレートを短時間のセッション内で試していた。
ホンダ陣営「エンジンとエアロキットの両方で差は縮まっている」
ホンダも同じようにエアロ・キットの使用コンビネーションでバラエティが見られた。ホンダの場合は、リヤのホイール・ガード上のウィングレットがチーム、もしくはドライヴァーによって違っていた。昨日の時点でシュミット・ピーターソン・モータースポーツはスーパースピードウェイ用の小型ウィングレットをトライしていたが、今日は彼らに加えて、デイル・コイン・レーシングの2人、コナー・デイリーとギャビー・シャヴェスが揃って小型を採用。アンドレッティ・オートスポートはアレクサンダー・ロッシのみが小型で走り、3人の先輩たちはロードコース用をチョイス。AJ・フォイト・エンタープライゼスは2台とも従来型で、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはスペンサー・ピゴットが小型ウィングをトライしていた。
HPDのレース・チーム・リーダー、アレン・ミラーは、「エンジンとエアロ・キット、両方でライヴァルとの差を縮めている。新エアロは今回でまだ5レース目。色々なトライがなされ、理解が深まってきている。少しずつ積み重ねて行っている」とトップ3を独占したパフォーマンスについて語っていた。
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