パワーがトップタイム、ほか3台がすべてトップ5入りと、ペンスキー勢は相変わらず好調 Photo:INDYCAR (Walter Kuhn) クリックして拡大 |
雨の予報アリ。しかし、快晴下で行われた1時間15分間のプラクティス1、最速ラップはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がセッション終了間際に記録した1分9秒8943だった。唯一人、1分10秒を突破し、自身が持つコース・レコード=1分9秒4886に迫った。このセッションでパワーは26周を走った。
2番手はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。タイムは1分10秒0699。32周を走ったうちの28周目に記録された。
3~5番手にはチーム・ペンスキーの残り3人が、ファン・パブロ・モントーヤ、シモン・パジェノー、エリオ・カストロネヴェスの順で並んだ。この3人はが1分10秒3台の僅差の中にいた。4人全員がトップ5入りしちゃうのだから、ペンスキー、速いデス。そこに割って入ったレイホールもサスガか……と。
ペンスキーと対照的に、ガナッシはディクソン以外が低迷
6番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング・チームズ)=1分10秒3779。7番手はジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)の1分10秒3812。チップ・ガナッシ・レーシング・チームズはディクソンしか上位に来ておらず、ペンスキーとの差が明確に。チャーリー・キンボールは18番手、マックス・チルトンは17番手、トニー・カナーンは21番手だった。
8番手はホンダ勢2番手となるマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)。9番手にセバスチャン・ブルデイ(KVSHレーシング)を挟んで、10番手はカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)、11番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)とアンドレッティ勢が奮闘中。
ルーキー最速はスペンサー・ピゴット
12番手はスペンサー・ピゴット(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)で、彼がルーキー最速。13番手はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)(=こちらもルーキー)だった。
シボレー軍団の上位独占はレイホールが阻止したが、トップ10のうちの7台がシボレーだった。チップ・ガナッシ・レーシング・チームズが1台を除くとイマイチだったのに、こういう状態。
佐藤琢磨、19番手とスロースタート
佐藤琢磨(AJ・フォイト・エンタープライゼス)は25台中の19位。タイムは2セット目のタイヤで16周目に出した1分10秒7557(2セット目での11周目)。5周しか走らなかった1セット目でのタイヤで1分10秒8764のベストが出ていた。2セット目でのゲインが思いのほか小さかった印象だ。チームメイトのジャック・ホウクスワースは1分10秒6321で、琢磨より少し上の14番手。タグリアーニはマシン・トラブルもあって23番手だった。彼の場合、今週末のロードレースはインディ-500に向けたウォーム・アップ的意味合いが強い。
ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は走らなかった。
以上
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