2016年5月24日火曜日

2016 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第100回インディアナポリス500 5月23日 Day8 プラクティス8:「遅れてしまっていたプログラムがようやく今日、レース・セッティングで最後尾のところに追いついた感じです」

トラフィックの中での走行でも好感触を得ることができ、有意義なプラクティスとなった Photo:INDYCAR (Doug Mathews) クリックして拡大
「スティント全体をヘビーなトラフィックの中で走れました」
Jack Amano(以下――):今日は85周と結構走れましたね。トラフィックでのクルマはどうでしたか?
佐藤琢磨:最後の走行で、ようやくイイカンジで走れたかな? と感じています。アレをもう2、3回少なくともやりたかったけど、少なくとも1回のスティント全体をかなりヘビーなトラフィックの中でできたのはよかったですね。
――抜いて行く感じはどうですか?
佐藤琢磨:容易ではないですね。けど、何度か譲り合いとかではなく抜いて行けたこともあったので、そこはデータも残ったし、よかったと思います。

――満足度の高いプラクティスになったんでしょうか?
佐藤琢磨:まぁそうですね。ようやくって感じですね。満足度というところまでは行かないですけど。今日のようなのがプラクティスの真ん中ぐらいでやれてたらなぁって感じですよね。1日は雨で走行がなく、セッティングの進め具合が遅れちゃったんだけど、それ意外は、なんか色々と自分たちの方に遅れた理由があったし、予選前後のゴタゴタというのもあって、すべてのプログラムが遅れてしまったというのはありました。ようやく今日、レース・セッティングで最後尾のところに追いついた感じです。

「レース・ダウンフォースでシボレーは速いが、ホンダの差はごくわずか」
――今日はシボレー勢が上位に来てましたが、ライバルの力についてはどう見ていますか?
佐藤琢磨:そうですね。今日のスピードはそれぞれのチームのドラッグ・レベルの戦略によるものだと思います。結構シボレー勢がレース・ダウンフォースでは速かったですけども、ホンダとは非常に僅差だと思います。今日はトラフィックでの走りしかやっていないし、どっちがどうって言うのは難しいですね。
ホウクスワースはトラブルで39周しか走れず、この日27番手。タグリアーニは走行わずか10周と、琢磨以外の2台は苦戦 Photo:INDYCAR (Mike Young)

 ――今日はジャック・ホウクスワースにエンジン・トラブルが出ました。3台のうちで14号車だけが順調ってところでしょうか?

佐藤琢磨:そういう意味では、決勝に向けては14号車のデータしか生きて来ないと思います。アレックス・タグリアーニも半分僕のクルマだったし、今日は。ちょっとチームとしては苦しい状況になっています。3台で色々とプログラムを分けてやっているという感じではないです。今日の後は、もうカーブ・デイでの調整だけで済ませたかったんですけど、更に何かプログラムを組みたい感じですね。でも、14号車は予選から上がってきているので、そこは良いと思います。
以上


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