ガレージでセットアップを図る琢磨車 Photo:INDYCAR (Walter Kuhn) クリックして拡大 |
Jack Amano(以下――):いよいよ始まりました。2時走行開始でしたが、出てきたのは4時過ぎでしたね?
佐藤琢磨:ちょっと遅れてしまいました。本当は2時キッカリに出たかったんですけど、色々とシッカリ調整しなくちゃいけないことがあったので。あと、アレックス・タグリアーニがリフレッシャー・コースを走るので、タイヤも2セット余分にあるから、本当は彼にライド・ハイトの基礎データを出す作業をやってもらいたかったんだけど、それができなかったんで、僕が最初に走りました。だから、今日はライドハイトを見ることがメインでした。あとはウィング・レベルも最初はマックスでいって、すべてが機能していることを確認してから、去年のレース・レベルぐらいまで落として走りました。
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――今年のエアロ・パッケージは、ルールからも、エアロ・キットの進歩からも変わっていますが、今日のコンディション下での走行フィーリングはどうでしたか?
佐藤琢磨:感触は悪くなかったですね。もちろん、今年のパッケージに関して学ばなくちゃいけないことが本当にたくさんあります。見かけは去年と同じように見えますが、ドーム・スキッドが装着されたり、フロント・ウィングの翼端板やリヤのウィングレットが新しくなったりがあるので、これからマッピングをして行きます。まぁ、走行初日としては悪くなかった。今日のコンディションはほとんど風がなくて、涼しくて、パーフェクトに近かった。だから、今日からもうスピードはものすごく速くなってますよね。明日はちょっと天気が悪そうなので、今日のうちにトップのチームはほとんどがもうトラフィックの中で走っていましたよね。僕らはまだそこまでは全然いけてないです。
――1日目の満足度はどのぐらいでしょうか?
佐藤琢磨:満足はしてないです。だけど、とりあえずシェイク・ダウンをした、という感じですかね。で、実際の作業は明日から、ということです。
以上
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