2016年5月30日月曜日

2016 INDYCAR レポート 第100回インディアナポリス500 決勝:アレクサンダー・ロッシ、初出場でインディー500を制す!

Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
第100回インディアナポリス500は、ルーキーのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ)が優勝した。

ロッシ、燃費走行でラスト36周を走り切る!

 序盤から激しいポジション争いが繰り広げられたが、トップ・グループが164周目にピットインを行ってからレースは燃費競争の様相に一転する。
 164周目に最後のピットを行ったロッシは、同じピットタイミングで給油をしていたカナーン、ムニョス、ニューガーデンらが次々スプラッシュのためにピットインしたことで197周目にトップに浮上。そのままフィニッシュまで燃料を持たせることに成功し、初出場でインディー500優勝を果たした。
 2位はカルロス・ムニョス、3位はジョセフ・ニューガーデン。
 アンドレッティ・オート・スポートとホンダは記念すべき第100回インディー500で1-2フィニッシュを達成した。



記念すべき第100回インディー500はスタートから激しいポジション争いが繰り広げられた Photo:INDYCAR (Chris Owens)クリックして拡大
 佐藤琢磨は序盤、中位集団に埋もれてて苦しい戦いが続いたが、次第にマシンの状態を向上させトップ5圏内まで浮上する力強いレースを展開。ピットタイミングで再び順位を下げ、再び集団戦となった164周目に単独でクラッシュし、レースを終えた。

佐藤琢磨のコメント
「終盤になってマシンの感触がよくなってきて、これからというところでクラッシュしてしまいました。ピットタイミングで、後方に順位が下がったところで、タービュランスでグリップを失いました。ファンの皆さんには朝早くまで応援ていただいたのに残念な結果になってしまいました」


以上(文責:編集部)

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